★☆鬼滅の短編集☆★〜その弐〜

正夢ってホント？　続き ページ5

*






これしか！



ﾀﾞｯ



ﾊﾟｼｯ



義勇「桜綺！どこ行くんだ！」



『やめて先生！』



ﾊﾞｼｯ(無理やり腕を振りほどく)



義勇「桜綺！」




このままじゃ学校が倒壊する！



その前に！






入り口は！よかった、まだ通れる！




ﾊﾟﾘﾊﾟﾘｯ



ｶﾞｼｬｯ




硝子が！当たらなくてよかった……。




『誰かいますかーー！！助けに来ました！』



「こ、こっちだ！助けてくれ！」




いる！



ﾀｯﾀｯ



そこらじゅう瓦礫だらけ……



『大丈夫？！動ける？』



弟「片足が瓦礫に挟まって……。」



『だからか…！私に捕まって！』




ｽﾞﾘｽﾞﾘ



ｶﾞﾀﾝｯ



よし、何とか抜け出せた…。



『行くよ！』



弟「はい！」


ーーー


モブ「あっ！」



実弥「何だァ？！」



『不死川先生！この人の弟つれてきました！』



弟「兄ちゃん！」



モブ「よ、良かった……。ありがとうございます！」



『いえいえ！じゃ！まだ人がいるかもしれないので！』



実弥「あっ、おい！」



天元「待て！」




今さら先生の言うこと聞いてられるわけないでしょ！







入り口がギリギリだ！早くしないと崩れちゃう！




とりあえず、一階はいなかったから二階に！




ﾀﾝﾀﾝﾀﾝﾀﾝｯ




『誰かいますかーー！いたら返事してくださーーい！！』



モブ子「はいっ！ここです！ここにいます！」



『っ！君は、△組の！』



モブ子「そうです！瓦礫で通れなくて！」



『わかった！今瓦礫どけるから、向こうから手伝って！』



モブ子「はい！」



ｸﾞｯ



ﾄﾞｼｬｯ



モブ子「道が！」



『できた！ここの階段を下りたらすぐ出口がある！早く！』



モブ子「はい、ありがとうございます！あなたもどうか無事で！」



『私は大丈夫！』


ーーー


次は三階！



『誰か！動けない人いますか！』



モブ男「はっ！人！助けて！腕が痛くて、瓦礫があっても退けられないんだ！」



『オーケー！今退かすから！！はあっっ！！』



ｶﾞｼｬｯ



『よし！これで通れるよ！一階に下りればすぐ出口だから！』



モブ男「わかりました！ありがとうございます！」





よし、あとは四階！

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