四季 ページ10
「この前も先生に呼び出されたとか言ってましたけど、いったい毎日何をしでかしているんですか ね。勉強ができないくらいじゃさすがに呼び出されないでしょう。」
冬美君、といっただろうか。
彼は呆れたような疲れたような表情でそういった。
「さぁな〜、この前は小テスト中に寝てて怒られたらしいけど。」
「なんですかそれ、そんな話聞いてないですけどね。」
会話の内容から察するにまだ来ていない四季君というのはそこそこの問題児らしい。
「何を考えてるんですかね・・・。第二の春名さんは勘弁してほしいです。」
彼が言いたいことはすごくよく分かる。
二浪だ。そう、ほいほいあっていい問題じゃない。
「その言い方はひどいだろ〜」
当の本人はというと危機感などまったくなくへらへらと笑っている。
大丈夫かこの人。
「もう少し危機感を持ってください。現実逃避は何も生みませんから。」
「うっ」
冬美君は少し怒ったようにそう言い放った。私もそう思う。
「旬、お願いがあるんだけどさ・・・。」
春名君がダメージを受けて撃沈したところで隼人君がおずおずと口を開いた。
「なんですか？」
「数学なんだけどさ、今日習ったとこよく分かんなくて・・・。」
「はあ・・・。それは、教えろということですか？」
「うん・・・。」
会話を聞いた感じ冬美君は成績がいいらしい。
「いいですよ、じゃあノート開いてください。」
「まじで！？サンキュー！」
「なあ、俺のときと対応違くない？？？」
「当たり前でしょう。」
「なんだよそれー」
「まあまあ。」
「夏来はどー思う？」
「俺・・・？ハルナは、もう少し頑張って・・・？」
「お前まで！！」
「貴方のためですからね、一応言っときますけど。」
「うーーーー」
それぞれが思い思いに発言していく。
すごく賑やかででも和やかな雰囲気だ。
見ているだけで楽しくな・・・
「うおおおおおおおおっ！遅れたっす！！！！！！！！！！」
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絢 - 結構、更新できました！（テスト期間だけど） (2018年2月15日 16時) (
レス) id: c5be074fde (このIDを非表示/違反報告)
恵 - ありがとうございます…！ (2018年2月13日 21時) (レス) id: 5d8b999ccb (このIDを非表示/違反報告)
絢 - 恵さん» ありがとうございます〜今回は春名を前面に、かな・・・？ (2018年2月13日 17時) (レス) id: c5be074fde (このIDを非表示/違反報告)
恵 - こんにちは！めっちゃ面白かった！！春名がやばいですまじで。隼人Pなんだけど、やっぱりハイジョはみんな神っす！ (2018年2月11日 15時) (レス) id: 5d8b999ccb (このIDを非表示/違反報告)
絢 - 復活しました！これから、たまっていた分をどんどん更新していきます！ (2018年1月31日 19時) (レス) id: c5be074fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢（アヤ） | 作成日時：2017年12月11日 18時
