秋 ページ4
部室らしい部屋の扉の前にたどり着いた。
彼、春名くんとは軽く話しながらきたのだが結局何部なのかはタイミングも悪く知ることができなかったのだが、今からわかることだしそれはよしとしよう。
「おーっす・・・って、お前だけ？？」
扉を開けた先に居たのは小柄な男子だった。
私も身長は低いから人のことを馬鹿にはできないのだけれど、１６０ｃｍといった所だろうか。
高校生男子にしては小さい。
「早かったな〜、旬と夏来はホームルーム長引いてるっぽい。四季は分かんないけど。
・・・・って、えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ！！？だ、誰、その子！！！」
時間差で驚かれた。
普通に話し始めたと思ったら気づいていなかったらしい。
ここまで、驚かれてしまうとこっちが逆にびっくりするくらいだ。
「今日、俺のクラスに転校してきたやつでさ。席となりでちょっと話しただけなんだけど
部活見学ってことで連れてきた。」
「突然すみません。渡瀬Aです。」
「あ〜・・・なんだ、そういうことかぁ・・。うちのクラスも結構騒いでたよ、かわいい子が転校 して来たーって。」
「え？」
「え？あ、！い、いやなんでもないよ！俺、同じ二年で隣のクラスの秋山隼人！一応、部長なんだ けど・・・。」
隼人、と名乗る彼はこの部の部長らしい。
それにしても、今すごい勢いで何かをごまかされたような気がするのだが・・・。
「まあ、俺らもゆるーく部活やってるから軽い気持ちで見学しろよ。」
「ゆるくとか軽くとかほんとはだめなんだけどな・・・。」
「５人でいるとつい和んじゃうじゃん。居心地いいし(笑」
会話から汲み取れる情報は少ないがこの部の部員は５人らしい。
春名君に、秋山君。
あと、ジュン・・・君とかいったっけ。
覚えていないがあと三人の名前は秋山君がいっていた人たちで間違いないだろう。
「あっ、とりあえず渡瀬さんも座って！！ごめん、気が利かなくて！」
「いや、そんなお構いなく・・・。私も突然来ちゃったので・・・。」
「いいよいいよ！見学とか大歓迎だから！」
あたふたと早口で話しかけてくる彼だが、悪い人ではなさそうだ。
女性馴れしてない男子って感じはするが。
「わー、隼人ったら緊張してる？？ｗｗ」
「え！？いや、そんなんじゃないから！」
「うっそだーｗｗ」
「うるさいな・・・！！」
ニヤニヤしながら秋山君を小突く春名君。
赤くなりながら春名君に反論している秋山君。
仲がいいんだな、と思う。正直、少しうらやましい。
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絢 - 結構、更新できました！（テスト期間だけど） (2018年2月15日 16時) (
レス) id: c5be074fde (このIDを非表示/違反報告)
恵 - ありがとうございます…！ (2018年2月13日 21時) (レス) id: 5d8b999ccb (このIDを非表示/違反報告)
絢 - 恵さん» ありがとうございます〜今回は春名を前面に、かな・・・？ (2018年2月13日 17時) (レス) id: c5be074fde (このIDを非表示/違反報告)
恵 - こんにちは！めっちゃ面白かった！！春名がやばいですまじで。隼人Pなんだけど、やっぱりハイジョはみんな神っす！ (2018年2月11日 15時) (レス) id: 5d8b999ccb (このIDを非表示/違反報告)
絢 - 復活しました！これから、たまっていた分をどんどん更新していきます！ (2018年1月31日 19時) (レス) id: c5be074fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢（アヤ） | 作成日時：2017年12月11日 18時
