まえぬの妹も人気声優

23話 ページ28

バタバタと焦った様子の医師が大勢駆けつけた。

普通、看護婦が来るのでは？という疑問は、直ぐに消えた。

医「あの、面談の時間は過ぎたのですが、、


　このかたが、どうしてもと強く仰るので、、」




え、、？病院でしょー、規則とかは？いいの？



、、ダメだろ



はっ！と周りを見るとポカーンとした医師が、




「あの、、声に、出てました？」

恐る恐る聞くと、はい、、とまだビックリしてるみたい。


「先生、私全部思いだしたんです。


　その人は、私を突き落とした犯人です。







　









、









ね？姫野愛、、いや、浅田ジュリセンパイ？」






浅「なにいってんの？？



　 私は姫「ふざけたこと言わないで下さい、その人は、私の親友の名です。言ったでしょう、全て思いだしたんです。

姫野愛は、愛ちゃんは、あんたに殺、された」



ザワっと空気が乱れる。




だって、あのときの記憶を消したのも、こいつだから、、



愛ちゃんは、私を庇って、、死、んだんだ。


兄がすでに声優として成功していて、それにしっとしたこの人は、私を車道へ、押した。





でも、愛ちゃんが気づいて、私だけ助かった。









愛ちゃん、ごめんねっ、、





気づいたら私は泣いていて、目の前が暗くなった、



あれっと思う頃にはセンパイの、手によって私の首は絞、められていて、医師たちは、血相を変えて押さえ込んでいた。





まだ、智にぃに会えてないのに、、なんて私の心とは裏腹に



意識を手放した。

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