お前を守るから

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医者「（人1）さん、特に異常はないので、退院です。」

貴「はい。」

何でだろう。普通は喜ぶのに喜べない。
もっと病院にいたいって思う。


貴「失礼しました。」

ガラガラ
診察室のドアを閉めた瞬間、

太「どうだった?」

太輔さん!!待っててくれたんだ!!

貴「 もう退院です。って言われました。」

太「そっか。あっ。でも退院しても会えるよね?俺のところに来てくれれば。」

あー!確かに!
そんなの出てこなかった(笑)


貴「そうですね!!でも、学校や部活があるので、なかなか行けませんけど、なるべく会いに行きます!!」

太「うん。待ってるね。あっ。携帯持ってる?メルアド交換しようよ。」

貴「はい!」

　
数分後

太「はい!これで、いつもメールできるね!!毎日メールしてね!!」

やった!!メルアド交換嬉しい〜。

貴「はい!じゃあこのへんで…太「ちょっと待って。」

太輔さんは、私の耳元に近づけてこう言った。

太「他の男には近づくなよ。」

え、え?///

貴「は、はい。///じゃあさようなら。」

私はそう言って、走って帰った。

久しぶりだな。走ったの。


……というか!さっきの何?
『他の男には近づくなよ。』
って。

どういう意味かさっぱりわからん。

まぁいっか(笑)←口癖(笑)

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