番外編17:変わったね ページ43
「え、えーとファイっていうメチャ強い奴が
居るよ。綺麗な赤と青のオッドアイでさ…あ、今の関係ないねw」
何か知らんうちに実力と関係ないこと言って
たんだけどw
…?あれ、ちょっと待って、黒いというかドス
黒いオーラが横から感じるんだけど。
フ「ねぇ、今の強いってのと関係あるの?」
「え、あー、関係ないね。」
何故かリピートされる言葉。
フ「…その目って綺麗なんでしょ?」
そして、急に変わる話題。
いや怖い。
「う、うん綺麗だよ?宝石みたいでさ、赤が
ルビーみたいで青がサファイアみたいなの。」
その目の事を思い出しながらそう答える。
思い出すと自然に笑顔になった。
だが、それを良く思わないのかフリーは
あからさまに顔を顰めた。
フ「ねぇ、何でそんなに嬉しそうなの。」
なの、の後に?が付いていない恐怖。
「えーいやー綺麗な目だったなーってw」
ダンッ
…おぉっと?この状態は巷で噂の壁丼…壁ドン
ってヤツでは?
フ「何で俺の前で他の男を褒めるの。」
ズイッと顔を近付けてくるフリー。
距離が近過ぎる。
「ふ、フリー?距離が近いよ?」
フ「煩い黙って。」
え、えー…流石の私でもこんなイケフェイスに
壁ドンされたら照れる。
フ「俺と居るんだから他の男を見ての感想とか
言わないで。」
「あ、あぁ。」
フ「それともこんな展開を望んで言ったの?」
眉を吊り上げてそう言うフリーは何だか余裕が
無さそうだった。
「望んで言った訳ではない…けど、私はフリー
のこと好きだよ?」
フ「!」
正直に、素直にそう述べるとフリーは張り詰め
た表情を緩ませた。
そして顔の横の手が元の位置に戻る。
フ「…馬鹿、俺はそういう意味の好きじゃないから。」
「そ、そーお?」
正直意味が分からない、そういう意味じゃない?
友情とかじゃなくて姉とか妹的に見てて、そう
いう意味で好きってこと?
まぁ、どうでも良いか。
フ「あ、A、あのさ俺の目は綺麗?」
溜息混じりにそう訊かれたのでフリーの目を
じっと見つめる。
真っ黒だけど所々に夜空に浮かぶ星が散りばめ
られている様だ。
「ん、夜空みたいで綺麗だよ。」
フ「何だよそれ。」
「褒め言葉。」
その会話した私達の表情は昔と変わっている様
で昔と余り変わっていなかった。
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ふぁぁぁ、やっとリク消化したぁぁ←
皆様遅くなりすいません。
あとそろそろこの作品も50行きそうですねw
続編頑張ろうかしら〜((
ラッキーミュージック
ECHO
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美桜(プロフ) - 楽しかった〜〜^^さすがエメラルド様っ!!世界観にひきこまれるんですよね〜〜スゴイなぁ、これからも頑張ってください♪ (2018年11月9日 15時) (レス) id: 9664f76be9 (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 庵茱さん» 有難う御座います!あの…遠回しなリクも…有難う御座います← (2018年11月3日 16時) (レス) id: 58f710b6ad (このIDを非表示/違反報告)
庵茱(プロフ) - エメラルドさん» そんなの悲しいですよ!?エメラルドさんの書く自傷型ヤンデレのフブキくんが見たいと思っているのに……! (2018年11月1日 1時) (レス) id: 9800e8bbba (このIDを非表示/違反報告)
エメラルド - 庵茱さん» その様なことを言って頂けてとても嬉しいです!いやー、リスナーさん居なかったらもう失踪してるかもしれないですw← (2018年10月27日 20時) (レス) id: 58f710b6ad (このIDを非表示/違反報告)
庵茱(プロフ) - DVシスコくんめちゃめちゃ好きです!!!書いてくださってありがとうございます!! (2018年10月26日 2時) (レス) id: 9800e8bbba (このIDを非表示/違反報告)
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