【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART9 (ページ4)

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388話師匠の血液型と同じ！ページ4

くいなside

「今は無理よ。師匠の輸血が終わった後でなら相手になってもいいよ」

2年前、私達がある敵船を襲った時に玲瓏を手に入れた事を伝えたらゾロがいつもの様に私と勝負する様に言った為、私は物静かな声で今は無理だけど師匠の輸血が終わったら後でなら相手になってもいいと伝えるとゾロはすぐに納得してくれた
ゾロもルフィ君と出会った事でずいぶん変わったのね...
私達が話している間にウソップがチョッパーに話している様子だったが何を言っているのかは分からない

「ルフィ様とA様はお助かりになられますか!?」

「血は止まるけど流血量が凄い所為で血が足りねェぞ!!ルフィはF型だけどAは何型だ？」

しらほしが泣きそうな顔で問いかけるとチョッパーは血は止まるけど流血量が凄い所為で血が足りないと答えつつルフィはF型だけど師匠は何型だと私に問いかけている
そう言えば...師匠の血液型はS型って言ってたわね...
私の血液型はS型...私の血を使えば師匠を助けられる...！

「チョッパー！師匠は私と同じS型よ！よければ私の血を使って!!」

「ありがとう、くいな!!ルフィと同じF型いねぇか!?」

師匠と同じ血液型だから自分の血を使って欲しいとチョッパーに伝えればチョッパーは私にお礼を言った後、ルフィ君と同じ血液型を持つ人物はいないか探している
F型を持つ人は今ここにはいないのよね...

「くいな、少し痛いかも知れねェが我慢してくれ」

その後、私はオヤジさんの所の船医の指示に従って身体を仰向けにした後、少し痛いかも知れないから我慢する様にと言われ、無言で頷いた
血を抜かれた事で少しだけ痛むが師匠を助ける事ができるのならこの痛みなんて大した事ないと考えているわ...

「ウチにはルフィ以外Fはいねェからな」

「広場に誰かいるだろう!!」

「誰かーーー!!」

チョッパーの問いかけにサンジはルフィ君以外F型はいないと答えており、フランキーは魚人達に向かって大声で叫び、チョッパーの叫び声に魚人達は驚きを隠せない様子ね...
あっ、そう言えば...確か、この国は人間に輸血をするのは法律で禁止されているって師匠が言っていた様な気が...

「あ...!!そうだこの国!!法律で人間に血ぃやったらいけねェんだった!!!」

「えー!?何その法律、酷いじゃない!!」

チョッパーは思い出したかの様にそう言うとナミが驚きながらその法律は酷いと言っている
ナミの首をよく見ると師匠から貰ったカーネリアンのネックレスが着けられている事に気づいた