【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でしたPART4 (ページ12)

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153話朝食が豪華で驚きましたページ12

「あの...A様、くいな様、ロシナンテ様。昨日の事はお父様やお兄様方にも内緒でお願い致します」

『分かった。しらほしの約束は守る。誰にも言わないでおこう』

「しらほし、時が来たら全てを家族に明かすんだぞ？」

「分かりました。時が来たら必ずお父様やお兄様方にもお話致します」

しらほしが昨日の事を思い出したのか不安そうにそう言ってきた為、私は頷きながら約束は守るから誰にも言わないと伝えるとコラさんは優しい声色で時が来たら全てを家族に明かす様に問いかけるとしらほしは頷きながら決意を固めた表情でそう答えた

「しらほしなら、きっとできるわ！」

「ありがとうございます。くいな様(微笑」

くいなはしらほしならきっとできると励ますとしらほしは嬉しそうに優しく微笑んでいる
しらほしならきっとできる...私はそう信じてるよ

「朝食をお持ち致しました」

『ありがとう。そこに置いてくれないか？』

「分かりました。では失礼致します」

しばらくすると竜宮城の兵士がやって来て私達の朝食を持って来てくれた様子で声をかけられた為、私はお礼を伝えつつ指定した場所へ置く様に指示をすると竜宮城の兵士は頷きながら指定した場所へ朝食を置いた後、私達にお辞儀をしつつ部屋から出て行った

その後、私達はしらほしと一緒に朝食を食べた
朝食は海藻サラダ、海藻マリネ、海葡萄のパスタ、アワビのステーキ、もずくのスープ、海牛のミルクだった
へぇ～よく見ると全部、海の食べ物なんだ
そう言えば...しらほしは海葡萄のパスタが好きだって言ってたな...

ちなみにこの朝食に出ている食べ物はしらほし達の好物らしく私達の朝食が何でこんなに豪華なのかと聞くと自分達の好物を知ってほしいからとの事
朝食の豪華さに驚いたが食べてみると凄く新鮮で美味しかったよ！

その後、朝食を食べ終えた私達は出発する準備を整え始める
くいなとコラさんは黒いフードを被っているが私は魚人島を出るまで被らない様にしていた

『しらほし、私達はまた来るよ！』

「A様、くいな様、ロシナンテ様。本当に行ってしまわれるのですか？」

しらほしにまた来ると声をかけるがしらほしは今にも泣きそうな表情で本当に行くのかと問いかけられる
............あんな顔をされると凄く罪悪感が芽生えてしまうのだが←
う～ん...ここはやっぱり正直に断らなきゃ

「しらほし、Aさん達にはやらなきゃいけない事があるんだ」

「でも私はA様達がいないと寂しいです(泣」