【ワンピース】栗色の髪と青色の瞳を持つ美女は最強でした (ページ21)

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19話隠れ家が大変な事になってました← ページ21

しばらく歩いていると結界が見えた為、結界を解く
すると目の前に隠れ家が見える
よし、入ろう！

ｶﾞﾁｬｯ

『ただいまーー...って何これ？どう言う状況なの？誰か説明してくれない？』

私は何故こんな事言ったのかと言うと隠れ家がとんでもない事になっていたからだ
部屋は散らかしっぱなしだし、あちこちで物が壊れた痕が残ってるし、何がどうしてそうなったのかが知りたい←

「あっ！師匠！ようやく帰ってきてくれたんですね！実はこれ、コラさんの所為なんです...私も必死で止めようとしたんですが止められなくて...」

ハァ...通りでこんなに散らかったり、物が壊れたりした痕が残ってる訳か(汗
コラさんは目を離すとすぐこうなるんだから...(苦笑

『後で直したりする事ができるから大丈夫だよ。それよりくいな、怪我してない？』

「私は大丈夫です！」

申し訳なさそうな表情で謝るくいなを見て私は直したりする事ができるから大丈夫だと伝えた後、怪我してないかと問いかければ大丈夫だと答えてくれた事で凄く安心した
くいなは怪我してないからいいとして問題はコラさんだ
元からドジっ子であるコラさんは目を離した隙に怪我してくる為、それが悩みの種だ
ちなみに悩みの種であるコラさんはと言うと私が帰って来た事を知ってひょっこりと顔を出した

「おーAか。また海賊共を海軍に引き渡したそうだな。ギャラクシー島は【神殺しの島】って聞いてたが、まさか本当だとは思わなかったよ。もっと驚いたのはAの本当の苗字だ。まさか...Aが神殺しと呼ばれているイスカンダル一族の末裔だと言う事がな」

『11年前に貴方を助けて正解だったよ。貴方にだって大切な人がいるでしょ？その人を残してあの世へ行くなんて駄目だからね』

「師匠は旅の途中でシモツキ村にやって来て私と会いましたよね？そこから色んな話をしたり、同じ女剣士として堂々と戦ったり、とにかく楽しかったです！あの時、私が家の階段から落ちそうになった時、師匠に助けて貰った恩は忘れません！でも私の親友や他の人達に申し訳ない事をしちゃったな。強くなる為に自分を死んだ事にしちゃったから...この事を知ってるのは師匠やコラさん、お父さんだけだし...」

私はコラさんの手当てをしながら話を聞きつつ11年前に助けて正解だった事と大切な人を残してあの世に行くのは駄目だと伝えるとくいなは楽しげに話す途中で悲しげな表情を浮かべ、コラさんの手当てを終えた私は無言で彼女の頭を優しく撫でた