どっちも欲しい☆

＊どうしよ15 ページ15

さっき 濃いめの 飲んどいて良かった。


ヨコの顔が ちょっと ゆがんで 見えるくらいやないと 言われへんかった。






横「……それは 俺も 同じやな。」




すば「それなりに 覚悟 決めたから 話してん、俺も。」




横「せやろな。」




横「…はぁ…っ」




A「♪僕は あなたに あなたに ただ 会いたいだけ…」




横「分かった。」




すば「ええの？」




横「しゃあないやろ。」




横「Aに 嫌われたないし。」




横「その方が 俺 ダメージ デカいもん。」




すば「ま、悪いようには せぇへん。」




横「当たり前やっ」




すば「んじゃ そういう事で。」




A「♪響き消える笑い声 一人歩く曇り道…」




横「もう ええよ。」ﾄﾝﾄﾝ




A「ん？終わった？」




すば「眠いから 帰る。」ｽｸｯ




A「えっ、結果報告はっ？」




すば「ヨコ、これで 払っといて。」ｽｯ




横「ええて、Aの分も あるから 俺 出すし。」




すば「切ないアニキの 気持ち 代金。」




すば「じゃあな。」




A「すばるくんっ、あたし どうしたら ええのっ？」




すば「……ふっ(笑)」




A「………ん？？」




すば「後で 連絡する。」




すば「…かも。」




すば「んじゃ。」




横「はっ(笑)」




横「お前 これから 大変やな〜(笑)」




A「えっ？どゆことっ？」







今日は 無理。



たぶん テンション高くなる あいつ 抱えきれへんし、立たへん。


めっちゃ メンタル使ったわ。



俺、おっさんなったなぁ…






すば「…ぁー、しんど…」






明日 何時からやったっけ…


10時？11時？



ヨコに 聞いときゃ 良かった…



あぁ…


ねっむぅ……





ﾋﾟﾛﾘﾝｯ





A『きみちゃん なんも 教えてくれへん』



A『でも なんか あったら 俺に 言えよって』



A『もう 眠いと 思うけど 簡単に 説明して！』





簡単に…


簡単になぁ…






すば『次 会ったら 言う』



すば『食いたいもん 考えとけ』



すば『ねる』






すば「………」ﾎﾞﾌｯ






そういや俺、ちゃんと 女できんの 何年ぶりや。



めんどくて もう ええわ 思とったのに 最高級に めんどい女 欲しがってもうてるし。



ある意味、ヨコのせいで ヨコのおかげ。




久々に 恋愛してみるかな…

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