恋してもいいですか☆

＊元気印14 ページ14

超 お忍びOKのお店 ありませんか！って 聞いたら


松岡くんの知り合いが やってるとこ 予約とってくれはる みたいで


最後に『なんか知らねーけど キメる時は キメろよ』って お言葉いただいた。






丸『最終確認でーす』




丸『あさって 木曜日、19時に 池袋のモンパルナスってお店です』




丸『19時に2人で個室予約してるって 言えば大丈夫なので』




A『了解です。お店選んでいただいてありがとうございます』




A『楽しみにしてますね』






楽しみにされた♪


俺のが 楽しみやのに♪






村「お前、そのヤバい顔が さらに ヤバくなってるっちゅー事は、」




丸「はい？？」




村「今日か、会うの。」




丸「分かるのっ？」




村「ダダ漏れや。」




村「どんだけ 久しぶりか知らんけどな、仕事中は 押し込めろよ。」




丸「それは もちろんっ」




村「ほんで 今日 ちゃんと 名乗るんやろな。」




丸「それも もちろんっ」




丸「いつまでも 村上じゃいられませんからっ」




村「念 押すけどな、」




村「お前は ファンが一番大事なんやろ？」




村「それなりの 行動せぇよ。」




村「まぁ 俺も 人の事 言われへんけど。」




丸「…分かってます…」






女の子と 2人きりで お食事なんて 今までの 俺やったら ありえへん。


ファンの子たちに 言ってる事と やってる事 違ってるのも 分かってる。



でも、ほら、もしかしたら 思ってたイメージと違うかもしれへんやん。


俺が あの子に ハマらんかもしれんし、これっきりなんかも分からんのやし。



だから、1回。


1回だけ…



どうやろ、1回で 終わらん気も しなくもないし、でもなぁ…






丸「……んん………」




大「マル、大丈夫やで。」




丸「ぇ、なにが？」




大「大丈夫。」




丸「…ぅん、ありがと。」





大丈夫やって。


大倉が 言うんやから 大丈夫かぁ…






横「大倉 お前、話 分かって言うてんの？」




大「んや？超テキトー」




横「やめたれや(笑)」




大「ええねん、あいつ 考えすぎるから。」




大「瞬発的なヤツのが ええ。」




横「ほらー、お前が そんなん 言うから テンション上がって すばるに 絡みに行ったで(笑)」




すば「おまっ、触んなやっ」




丸「すばるのフェロモン、略して すばモン ちょーだいっ♪」




亮「新種やな。」

＊亜月がただ読んで欲しいだけ、の巻→←＊元気印13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す