恋してもいいですか☆2

＊元気印43 ページ13

きょとん顔の Aちゃん。


めちゃめちゃ かわいい。






丸「意味…分かる？」




A「ぅーん、なんとなく。」




丸「そやから…ね、」




丸「頭ん中 ほぼほぼ 思春期で、やり方も 忘れてもうてて、」




丸「…お恥ずかしいんやけど…、キスも…自信なくて…」




A「どのくらい？期間としては。」




丸「…けっこう…、デビューしたくらいから…」




A「おぉ…」






ビックリ…するやんな。


引いて 当然。






A「すごいね…」




丸「………」




A「ファンのため…でしょ？」




丸「…え、」




A「デビューしてから 彼女 作らなかったから、でしょ？」




丸「そう…いうことですね……、はい。」




A「隆平さんの ファンは 幸せだぁ…」




丸「幸せ…かなぁ…」




A「普通は できないよ。」




A「人生かけて アイドルしてるんだ。」




丸「そんな 大げさな 事やない…けど…」




A「危なーい、」




A「私さっき 軽く ちゅーとか しそうになってた。」




A「思いとどまって 良かったぁ…」




丸「いや、それとこれとは 別の話っちゅーか…」




A「え、だから 私とも できないって 事じゃなくて？」




丸「っまさか まさかっ」




丸「めっちゃ したい、どこまでも したいっ」




A「どこまでも？(笑)」




丸「そうやなくてぇ、その、ブランク半端ないから…」




丸「年上らしく 上手にリードできひんのが 申し訳なく…」




A「ぁーーー、そういう事かぁ。」




丸「情けないなぁって。」




A「情けなくない。」




A「絶対に、情けないことなんかじゃないから。」




丸「…そぉ…？」




A「逆に、ですね。」




A「大事にしてきた セカンドを、私は いただいて よろしいんでしょうか。」




丸「ややっ、セカンド 言うてもね、ホンマに 2回目とか 2人目とかでは ないからねっ」




A「うん、分かってる(笑)」




A「じゃあ ちゅーから してみよっか♪」




丸「ちゅっ、ちゅーですかっ」




A「はい、ちゅーです♪」




丸「ぬぬぬぬっ…///」




A「ぁ、そしたら さっきの ぎゅーーーっと するとこから。」





ｷﾞｭｳｯ





丸「わわわっ///」




A「この 流れで いってみよーっ♪」






あぁ…



この子で 良かった…

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