第拾陸話 ページ18
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............分からない
分からないけれど、何か安心するんだ
懐かしい匂いが、音が、感覚がする
「私」は覚えてないけれど、私の「身体」は覚えているんだ
_____結婚してください!!
そう、彼が言った時「何か」の記憶が蘇った
そうしたら何故か涙が出てきて止められなかった
彼は少しアワアワしたあと
「し、失礼します......」
とボソボソ言って私を抱きしめる
.............逆効果なんだけどな
そう思いながらも彼を突き放す気にはなれず、そのまま彼に身を任せたまま泣き続けていた
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____________
体中の水分が飛んでいったんじゃないか、と言うほど泣き続けてようやく金髪くんから離れる
『えっと、ごめんね、いきなり泣き出しちゃって、別に金髪くんが嫌なわけじゃないんだけど....自分でもよく分からなくて.....』
「(金髪くん.....?)あ、いや、全然大丈夫!!目、腫れてない....?大丈夫??」
『うん.....ありがと』
そう言って少し笑ってみせる
私、男の子の免疫ないんだよ、今すっっっっっっごく恥ずかしいの!
分かる!?(落ち着け)
彼氏いない歴=年齢
なんだよ、ボケぇぇえええ!(やけくそ)
とか考えていると目の前の金髪くんが悶絶している
解せぬ←←
はっ、まさかさっきの笑顔がいけなかったと!?
なんだよ、目も当てられない程のブサイクだと言いたいのか君は!!!
こ〇すぞ!!
いや別に自分の顔に自信があるとは思ってないけれども!!
分かっているけれども!
私だって好きでこの顔に生まれたわけじゃねーんだよぉぉおおお!
願わくば!
橋〇環奈に生まれたかったっっっ!!
マイエンジェル!!
くっそ、この時代には私の癒しがいないのか....!
無念.....!!
『........どうかしましたか』
「.........」
え、何その無言
怖い物凄く怖いんだけど!!
そんなに嫌だったの?
口きくのもいやなぐらい嫌だったの?
え、泣いていい?
「............さい」
『え?』
「_____結婚してくださぁああああああい!!」
『はい!?』
ん!?あれ!?
ちょっとAちゃん頭が追いつかないかな!?
どっからそうなった!?
嫌なんじゃないの!
『あの、ちょっと落ち着いt「きゃぁぁぁ!!」』
もう!!
今度は何!!!
バッと声が聞こえた方を見ると___
.
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「ぐへへへへ....美味そうな肉だ...」
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はいっ死んだ!!←←
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ヒヨコマメ(プロフ) - 三└(┐卍ロ-ロ)卍ナノダヨォォォォォォォォォさん» ありがとうございますッッ!頑張ります((おい更新停止(( (2020年6月16日 8時) (レス) id: e0e3b2ec8d (このIDを非表示/違反報告)
三└(┐卍ロ-ロ)卍ナノダヨォォォォォォォォォ - もうちょっとで☆100ですね!!頑張って下さい!!(99にした人&下を真似た(?)人) (2020年6月14日 1時) (レス) id: fbbdaadda5 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコマメ(プロフ) - こみこみ先生さん» シグシグですね、ええ、分かってますよ←←←。ありがとうございます( ˇωˇ )頑張りますねwwww (2020年4月14日 22時) (レス) id: e0e3b2ec8d (このIDを非表示/違反報告)
こみこみ先生 - もうちょっとで☆100ですね!!頑張って下さい!!(98にした人)← (2020年4月14日 21時) (レス) id: 13505d2199 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコマメ(プロフ) - 嗚呼さん» 了解です。指摘ありがとうございます。 (2020年4月11日 3時) (レス) id: e0e3b2ec8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒヨコマメ | 作成日時:2019年10月22日 14時