俺の彼女が可愛すぎる件

29 ページ30

。


『兄さん。なんで着いてくるの？』



天元と帰っている中、兄さんはぞそぞろと連れて私の後ろを歩く。



鬼舞辻「心配だからに決まっているだろう。そもそも、私はそやつを認めたわけじゃないぞ」


『兄さんが認めようが認めまいが、天元は私の彼氏です』



そう、はっきり言うと隣で天元が口元を隠しながら照れた。



宇髄「...反則だろ」


『そこ、喜ばない』




兄さんと天元出てがいっぱいだと言うのに、童磨がにこやかに、一般人をふちに寄せていく。



『そこ！余計なことしないで』


童磨「無惨様が通るのに、人が邪魔でしょ〜？」


『はぁ...胃が痛いよ』


猗窩座「薬いるか？」


『猗窩座さんは、本当に救いだよ...黒死牟さんは天然ボケだから頼りないけど...』


猗窩座「黒死牟さんは、あれでいいんだよ。問題も起きないし、可愛いだろ」


『言えてるね...って、天元引っ張るな』




猗窩座さんと喋っていたら天元に、抱き寄せられて猗窩座さんを威嚇する。




猗窩座「てめぇ...」



ダメだ。こうなった以上私には止められないよ...。
血の気の多い人達ばかり、どうすればいいのさ。



『はぁ...胃が痛い』

30→←28

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す