私は大正時代の人間じゃないらしい。【鬼滅の刃】

第漆拾話 結弦side ページ38

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うそだろぉ....とか喚いている彼女＿＿Aを見る

あの日、無惨に連れていかれた日からAの容姿も、性格も何も変わっていない
だからこそ凄く寂しい気持ちになる
この世に俺は存在できない
彼女の隣にいることができない
......これがどれだけ悔しいことか


俺はなぜAが無惨の所にいったかを唯一知っている
.....手紙を貰っているから

手紙の内容は驚きの連続で頭がおかしくなりそうだったけど
でも、なぜか頭はすんなりと受け入れた
俺の心のどこかで納得している所があるのだろう




＿＿＿＿Aは違う、未来の時代から来たらしい

だから未来を全てという訳では無いけど知っているらしい
その未来で起こることを止めるために、助けるために未来に行くと言っていた
自分の幸せをも手放して





「そろそろ、戻らねーと心配かけるんじゃねぇの」


『....そーだね』





嘘
本当は戻って欲しくない
ずっと一緒に居たい
でもそれは出来ない、俺がもう、死んでいるから(・・・・・・・)、
死んでいるからここにいる
死んでいるからAを導くことが出来た

嬉しいようで悲しいような
そんな、矛盾した気持ちがいり混ざる





『結弦』




彼女に名前を呼ばれて下に向けていた顔を前に向ける





『ありがとう、結弦のおかげで私、幸せだったよ、だから、結弦も来世では幸せに、なって』




笑いながら泣いて、Aは言った

もうぼやけて前が見えない


.........でも




「俺は............もう十分...」




少しずつAの身体が透けていく




「幸せだったよ！！！だから！.......お前も、幸せに、なれ......！」




最後に見たのは



Aの






満面の笑みだった







☆☆☆
あれ、なんか終わりっぽくなってる....？

違うよ！
まだ終わらないよ！



あと、は？って感じになるところ幾つかありますよね、大丈夫です、ちゃんとAちゃんが分かりやすく説明してくれる、はずです(おい)




リクエスト待ってるよ！！


ヒヨコマメ

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