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クリスマスパーティーも終盤にさしかかり


そろそろ片付けを始めようかというところ…




疲れて眠ってしまったエリちゃんを抱えて


相澤先生が教師寮に戻ろうとしていた





あ「あ…」





結局このパーティーで1度も目が合わなかったし話もしなかった


何となく今日、相澤先生と話がしたいと思い


私は先生を追いかけようとした



しかし……





峰「おいAどこ行くんだよ!

片付けサボる気か!?」





とせっせと動く峰田くんに怒られ足を止める


仕方ない、諦めるかと思った時





麗「Aちゃん、ここは大丈夫だから行っておいでよ」


蛙「ケロ…ここは私たちに任せて」





お茶子ちゃんたちがそう言ってくれて


私はありがとうと言ってすぐ寮を出て先生を追いかけた





あ「相澤先生!」


相「!なんだ」





振り返った先生はやっぱりまだ少し怒ってるように感じた





あ「いや…その…さっき全然話せなかったから」


相「何か話があったのか?」


あ「え、いやそーゆうわけではないけど…」


相「ならもう夜遅い、早く寮に戻れ」





そう言うとまた私に背を向けてまた歩き出す相澤先生


やっぱりなんか怒ってる…





あ「ちょっと待って相澤先生!

…なんでそんなに怒ってるの

やっぱりさっきのトナカイ?傷だらけの身体で醜いから?」


相「!違う

……あのなぁ、峰田を筆頭に年頃の男子の前であまり露出するな

それはお前だからって問題じゃなく他の女子生徒にも同じだ

そういった意味でお前はもう少し危機感を持ってほしい」


あ「それは…ごめんなさい」


相「分かればいいよ」


あ「うん、気をつける…

もう怒ってない?」


相「…ハァ 怒ってないよ」





そう言って相澤先生は私の頭を撫でてくれた


話しながら歩いてたら教師寮まで着いてしまい


リビングで少し待ってろと言われ私はリビングのソファに腰を下ろす





ミ「あらAちゃんじゃない」


あ「ミッドナイト!こんばんはー」


ミ「クリスマスパーティーだったんでしょ?

楽しかった?」


あ「うん!」


ミ「いいわぁ青春!

あ、そうそう、それはそうとイレイザーヘッドにプレゼントとか

あげないの?」


あ「あげたかったけど私外出出来ないし…」


ミ「あら、言ってくれれば買ってきたのに!」


あ「まぁそれとクリスマス前色々あって余裕なかったから

どっちにしろ準備できなかったかな」

☆→←☆



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きい(プロフ) - こたさん» ありがとうございます!! (3月24日 14時) (レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
こた - めちゃおもろかったです!!イレイザーがパパしてて尊かったです(?) (3月14日 7時) (レス) @page24 id: 84bb271225 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きい | 作成日時:2022年7月22日 21時

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