☆ ページ13
それから学校に行くのも爆豪くんに手を引かれ…
いつもと違ってグイグイくる爆豪くんに
私は戸惑いを隠せなかった
おまけに教室について席に着く時は私の頭を
いつもみたいにわしゃわしゃじゃなく優しく撫でていき
ほんとに好かれていると感じて恥ずかしくなった
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
相「おはよう」
あ「っ…」
チャイムと同時に入ってきた相澤先生
相澤先生はいつもと変わらないが
私は先生の顔を見れずにずっと下を向いていた
相澤先生はどう思っているんだろう…
とにかく今まで通りのようにいかないことは分かる
そう考えると悲しくて
思わずその場で泣きそうになった
爆「ﾁｯ…」
それからいつも通りの授業が始まり…
午後の実技訓練、相澤先生とオールマイトの授業で事件は起きた
ペアになって対人訓練で
私はデクくんとペアで相手が爆豪くんと切島くんだったのだが
相変わらず仲の悪い幼なじみコンビのデクくんと爆豪くん
爆豪くんは容赦なくデクくんに攻撃を仕掛けており
デクくんも応戦していた
どんな話し合いかは知らないが先にデクくんをと思ったのか
切島くんは私ではなくデクくんに硬化で攻撃しようとした
近接でデクくんを巻き込む訳にもいかず
私は庇うようにデクくんの後ろに移動する
硬化した腕での攻撃はさすがに
わたしでもまともに受けるとやばいので
1度避けてから腕を掴み逆攻撃をしようと考え
ギリギリの所で顔を避け攻撃をかわした……そのとき
ｽﾊﾟｯ
切「！っえ！！」
爆「なっ！！」
緑「Aちゃん！」
切島くんの鋭い腕で
避けた拍子にふわっと浮いた私の髪がｽﾊﾟｯと
綺麗な音を立てて切れたのだ
それを見て切島くんが動揺し、硬化を解いた
私はその隙をついて切島くんの腕を掴みひねりあげて拘束
それを合図に時間切れの音がなり
私たちの演出は終わった
切「A！！髪…」
あ「大丈夫大丈夫
それに演習中なんだからあそこで辞めちゃだめだよー」
切「いやっだってよ…」
反省会では切島くんは案の定怒られていたが
女子たちは慌てたように私の周りに集まってきた
八「Aさん髪が！」
耳「思いっきり切れたけど…」
蛙「他に怪我は…」
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きい(プロフ) - こたさん» ありがとうございます！！ (3月24日 14時) (
レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
こた - めちゃおもろかったです！！イレイザーがパパしてて尊かったです(？) (3月14日 7時) (レス) @page24 id: 84bb271225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きい | 作成日時：2022年7月22日 21時
