私は先生の特別になりたい (ページ25)

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☆ ページ25

第5試合の開始合図が鳴り私たちは一緒に動きだした

あ「個性とか見て私やデクくんを警戒してると思うんだよな」

緑「そうだね」

あ「心操くんの洗脳もあるし極力顔を見て話すようにしよう

私とデクくんが囮役として相手を見つけるようにする？」

緑「うん！全員の位置を捕捉して有利に立ち回ろう」

こうして私とデクくんは飛び出した

飛び出して目立つように動いてると早速ドラム缶が飛んでくる

あ「きた！」

近くにその個性の持ち主の子の気配がない

物間の姿が見えコピーの力だと分かった

物間は私たちに向かって必死に何か訴えかけてくる

あ「デクくん、物間心操くんの個性コピーしてるかも

喋らせようとしてる気がする」

緑「うん…僕もそう思う」

あ「私たちみたいに物間も囮だとしたらどっかで

心操くんが見てるかも…

私が物間の相手するからデクくんは心操くんを警戒して動いて！」

緑「分かった！」

そう言って私は物間目掛けて走る

物間に向けて風を使い先へ進めないようにする

そうして逃げ場を無くし私は思いっきり蹴りをかました

物「ぐはっ…」

上「ひぇ〜Aの蹴り強いなー痛そ〜」

相「…」

物「イテテ…」

意外に打たれ強いのか脇腹を抑えながら物間は立ち上がる

竜巻で1発KOにした方が早いな

そう思い竜巻を起こそうとした時だった…

麗「きゃぁぁぁ！！」

あ「ﾊｯお茶子ちゃん！！」

物「君も意外と仲間思いだね」

あ「！？しまった…！」

ふと聞こえたお茶子ちゃんの叫び声に

物間から一瞬顔を逸らしてしまった

その隙に私は物間に触れられる

あ「…さいあく、油断した。偽物か…」

良く考えればお茶子ちゃんはこういう場面に置いて

あんな叫び声を上げるような弱い人ではない

目の前の物間は嬉しそうに笑っていた

そしてすかさずコピーした私の力を使おうと

物間は全身からﾎﾞｫｫっと風を巻き起こした

その時……

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死「あの個性、ちゃんと役立てるからさ」

先「君のご両親の個性は良い個性で使えるからね

有難く使わせてもらうよ」

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神野での事を思い出した