私は先生の特別になりたい (ページ23)

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☆ ページ23

休憩中

私は心操くんと2人で話していた

心「被害がえげつないな」

あ「演習はいっつもこうだよ

ほんとはあんまり建物の被害は出しちゃいけないけどね笑」

心「だよな」

あ「私も個性上住宅地ではあんまり使えないから苦労してる」

心「そーゆー時どーしてんの」

あ「んー、これダメなんだけどね

人がちゃんと避難して周りにいなかったら…

建物ぶっ壊してでもヴィランを捕まえるかな笑

人命救助優先だから人が助かれば

割と何も考えずヴィランと交戦する」

心「…Aらしいけど参考にはならないな」

あ「まぁね笑

いっつもそれで怒られるの笑」

呆れ顔の心操くんにヘラっと笑って見せる

前を向き直した時、目の前で相澤先生にまた話しかける高宮さんがいた

あ「……」

心「…顔怖いけど」

あ「顔に出てた？」

心「ガッツリね

それでバレないと思ってんのが不思議なくらい」

あ「A組のみんなにもバレてるみたい笑

…相澤先生も気づいてるかな」

心「さぁ。恋愛のイメージがないからなんとも

戦闘とかに関しては鋭いけど」

あ「それはまぁね

別に付き合ってるわけじゃないから何も言えないしなぁ…」

心「ま、大丈夫でしょ」

あ「てきとー笑」

軽く笑ってみせるが内心モヤモヤ

高宮さんが来てから私の性格はどんどん悪くなる一方だ

私なんか始まってまだ1度も喋ってないのに

目すら合わないのに

あんなに楽しそうに話してさ…先生のばーか

あ「あー！早く試合ならないかなぁ

このストレスを発散したい！！」

心「……1番大きな被害になりそうだな」