私は先生の特別になりたい (ページ2)

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☆ ページ2

季節は冬…11月下旬…

エリちゃんは雄英に居た

あ「エリちゃん！？」

相「雄英で預かることになった」

あ「まぁそんな気はしてた笑」

エ「よろしくお願いします」

緑「またすぐ会えたね！！」

あ「あ、聞いてよエリちゃん〜

デクくん結局私にリンゴアメ作ってくれなかったの…」

しくしくと泣き真似をすると

頭を撫でてくれる優しいエリちゃん

緑「す、すぐに作らせて頂きます！！」

遠「あはは！根に持ってるねー！」

相「まぁいつまでも病院ってわけにもいかないからな」

先生の話によるとエリちゃんの角がまたわずかながらも

伸び始めて居るようで…

引き取る血縁者が居ないこともあり

相澤先生監督の元教師寮の空き部屋で暮らすことになったのだそうだ

あ「じゃあエリちゃんは私の妹みたいなものだね！」

エ「いもうと？」

あ「私も相澤先生が保護者みたいなものだから

私とエリちゃんはずっと一緒だ！」

可愛いなとスリスリしていると

相澤先生に苦しそうと言われ引き離される

相澤先生が授業や出張の時は

休学中である遠形先輩が見るということで決まったらしい

これからエリちゃんも一緒なのかぁ

ほんとに妹が出来たみたいで嬉しくなった

それから私たちは授業があるのでエリちゃんと別れ

いつも通りの学校生活を送った

放課後…

相「悪いな心操

ココ最近忙しくて自主練ばかりさせた」

心操くんと2人では訓練してたが

久々に相澤先生が合流した

心「いえ…」

あ「でも心操くん体つき変わったよね」

相「あぁ、だいぶ筋肉がついてきてるな

それよりAはちゃんと心操と一緒にやってたのか？」

あ「ｷﾞｸｯやってました」

チラッと相澤先生は心操くんに視線を移すと

心操くんは静かに首を横に振った

あ「心操くんの裏切り者ー！！」

ﾊﾞｼｯｷﾞｭｯｷﾞｭｯ

私は捕縛布で気に吊るされた

もう…厳しいんだからーちょっとくらいいいじゃん

ｺﾞｷｯ

心「え…！？」

あ「よいしょっと…」

私は関節を外し捕縛布からするりと抜けると

心操くんは驚いた顔でこちらを見ていた

あ「え、なに？」

相「縄抜けだ、こいつはよくやる。

こーゆーことできるやつもいるから捕縛布の使い方はしっかりな」

あ「関節外すのあんま好きじゃないからやりたくないけどね

相澤先生がいつも縛るから」

相「お前が言うこと聞かないからだろ」