理想と現実2

45 ページ19

.
you side









『ちょっと、なんか言いなさいよ。』




JK「え、いや、まじで？」




いや、今嘘つく必要あった？！




JK「やべぇ、嬉しい。」





あぁもう、そんな嬉しそうに笑わないでよ




JK「俺絶対大切にする。
ありがとう、A。」





今まで聞いたことないような甘い台詞





そのまま私の上がり時間まで待っててくれて





JK「帰ろっか。」





外に出れば手を繋いで歩いてくれる




歩幅も私に合わせてくれて






なんだかむず痒い







でも忘れてはいけない人が一人






「Aちゃん、、？」





ちゃんと答えないと






『テヒョンさん。』







TH「はぁ〜まじか。」





手を繋いでる私達を見てそう呟いた





TH「俺、いけると思ってたんだけどな、、」





私もさっきまではそう思ってました




テヒョンさんならって





でも






『ごめんなさい。
やっぱりグクじゃなきゃダメなんです。』







TH「あー、さすがに俺も泣きそうだ。」





え、嘘、泣かないで？！






『あの、テヒョンさん？』






TH「いひひ、冗談！笑
心配してほしかっただけ〜笑」






近くに駆け寄ればヘラヘラしてる




もうなんなのよこの人。笑





でもわざとそうしてくれてるんでしょう？






『ありがとう、テヒョンさん。』






支えてくれて、好きになってくれて






TH「うん！
グク、次泣かせたら許さないからな？笑」





JK「ヒョン、俺のことなんだと思ってるんですか。笑」






二人もいつも通りで安心した






テヒョンさん、本当にありがとう





少しの間だったけど、私テヒョンさんのこと好きになりました





今なら認めます

46→←44

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す