No.64 ページ19
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『おじゃましまーす』
軽くノックをしてドアを開けると、ベッドの上で談笑していた緑谷くんと轟くん、飯田くんがこっちを見た
「雪村さん！もう大丈夫なの！？」
『うん、さっき目が覚めて警察の人たちからお説教と説明されてきた。隣に皆がいるって聞いて来たんだ』
「そうか、無事でよかった」
ヒーロー殺しとの戦いの最中気を失ったらしい私は他の3人と一緒に病院に運ばれていた
目を覚まして少ししたら、見た目が犬の警察署長さんとグラントリノ、マニュアルに今回のことで説教されたのだ。皆も同じことを言われたらしくて、ヒーロー殺しの火傷後からエンデヴァーの手柄として公表することとなった。
……が、それは全然いい。いやエンデヴァーたちには申し訳ないと思ってる。でも帰ったらそれ以上に怖い祖母と姉が待ち構えているに違いない。良守が涙目で訴えてくる可能性もあるのだ。それだけが気がかりで胃が痛い
それなのに轟くんは突然爆弾をぶち込んで来るからほんとにどうしたもんか
「A、俺はハンドクラッシャーらしい…」
そう言って私の手を確認してくる
後ろでは緑谷くんと飯田くんが吹き出していた
『えーっと？ハンドクラッシャー？轟くんが？』
「ああ。俺が関わったら二人とも手がダメに」
『ないない！だってそれじゃ他にもっと被害出てるって』
真面目に言うもんだから面白くて仕方がない。まぁ私も左腕にナイフが掠ったけど偶然にすぎないし
『もしかして廊下まで聞こえてた笑い声はこれが原因？』
「な！廊下まで聞こえていたのか！？」
『うん、結構』
「そ、そうか。気をつけねば…！…………あと、雪村くん」
さっきの雰囲気から一変して、真面目な顔で名前を呼ばれたために私も姿勢を整える
「すまなかった。君に、道は違えるなと言われていたのに……」
『もういいよ、そのことなら。飯田くんは危険なことをしたけど結果的に大事なことに気づけたし。怪我はしたけど全員無事だった。……一つ言うなら次はないよ？』
凄く心配したんだからそれくらいいいでしょう？とニヤリと笑ってみせた
飯田くんも予想外だったのかポカンとしたものの直ぐに笑い返してくれた
「ああ、約束しよう。ありがとう、次は俺が君たちを守ってみせるさ」
『うん、頼りにしてるよ。委員長』
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ミホ(プロフ) - 落ち着いてからでいいので、更新待ってます。 (2023年4月15日 23時) (
レス) @page38 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
純猫(プロフ) - 豹華さん» かっこいいですよね〜！！ありがとうございます。やっぱり更新は遅くなりそうなんですが、頑張りたいと思います！！ (2019年8月21日 14時) (レス) id: 7a21396a4c (このIDを非表示/違反報告)
豹華(プロフ) - 限くん！！！かっこいいですよね！！待ち遠しいです笑更新頑張ってください！！ (2019年8月10日 20時) (レス) id: 48337b97e8 (このIDを非表示/違反報告)
純猫(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！応援凄く励みになります！頑張ります！ (2019年6月14日 20時) (レス) id: 7a21396a4c (このIDを非表示/違反報告)
純猫(プロフ) - ノルンさん» わぁ！そう言って貰えて凄く嬉しいです！私も結界師好きで限くんも大好きなのでわかります！この後の展開はあまり考えれてないんですが頑張ります！ (2019年6月14日 20時) (レス) id: 7a21396a4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純猫 | 作成日時：2018年12月23日 22時
