No.50 ページ2
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ブワッと周りいっぱいに広がる爆煙に身動きがとれなくなった
爆豪くんは一体なにを…
もう一度爆破され更に視界が悪くなる。
周りが見えない状態では結界を張るのも難しい。まさかこれを狙って？
何より今日1日で個性を使いすぎたのかだんだん睡魔が襲ってきてる。無闇に結界を張るのは避けたい
どこから来るか周りを見渡していると背後に気配を感じた
「どこ見てんだァ？」
『…ｯ！？け…』
慌てて振り向くも目の前には既に爆豪くんが迫っていて爆破をモロにくらい、その勢いのまま押し倒された
「遅せぇよ！！！」
『きゃっ…』
私の上に跨る爆豪くんは片手で私の両手も頭の上で一つにまとめると空いたもう片方をいつでも爆破出来るように構えた
「てめェの結界は正直厄介だか、使えなきゃ意味ねぇよな。使う時いつも構えてる指、それと…視界か、それが必要なんだろ。視界が悪くなってからの動きが鈍った」
『…よく見てるね。弱点とか探るの上手そう』
「まだ余裕じゃねえか…なんかあんのか」
この状態でも警戒を怠らず見据えてくる爆豪くんを見つめ返す
『…手の自由がきけばなんとでも出来るんだけどね…まいった、降参よ』
目を閉じて、負けを認める
ご丁寧にも開いた状態で掴まれた手では結界を張れないし念糸も使えない。絶界もどきなんてもってのほか
負けを認めざるを得ない
「雪村さん降参！爆豪くん決勝進出！！」
上から退いた爆豪くんが律儀にも立ち上がらせてくれた。優しいのに少し気味悪く感じて、何か企みでもあるのかと伺うも普通に起こしてくれただけの様子にほっとした
《麗日に引き続き雪村までも…ウン…決勝は轟対爆豪に決まったぜ》
《だから私情挟みすぎだろ》
あからさまにテンションの下がったマイク先生に苦笑いしつつも退場する
暗い通路に来て足を止めた
『やっぱ、悔しいなぁ…。どうせなら1位を、って思ったけど…甘かったかな』
軽く深呼吸をしてパンｯと顔を叩いた
悔やんだってしょうがない、切り替えないと。この試合を糧に進まないといけないんだ
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ミホ(プロフ) - 落ち着いてからでいいので、更新待ってます。 (2023年4月15日 23時) (
レス) @page38 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
純猫(プロフ) - 豹華さん» かっこいいですよね〜！！ありがとうございます。やっぱり更新は遅くなりそうなんですが、頑張りたいと思います！！ (2019年8月21日 14時) (レス) id: 7a21396a4c (このIDを非表示/違反報告)
豹華(プロフ) - 限くん！！！かっこいいですよね！！待ち遠しいです笑更新頑張ってください！！ (2019年8月10日 20時) (レス) id: 48337b97e8 (このIDを非表示/違反報告)
純猫(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！応援凄く励みになります！頑張ります！ (2019年6月14日 20時) (レス) id: 7a21396a4c (このIDを非表示/違反報告)
純猫(プロフ) - ノルンさん» わぁ！そう言って貰えて凄く嬉しいです！私も結界師好きで限くんも大好きなのでわかります！この後の展開はあまり考えれてないんですが頑張ります！ (2019年6月14日 20時) (レス) id: 7a21396a4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純猫 | 作成日時：2018年12月23日 22時
