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メンバーから早いとこ話しておいで、と背中を押されて私たちは今滝沢くんの前にいる。
滝「急に何の話かな？」
向「俺とA、結婚を前提にお付き合いしたくて来ました。」
『SnowManにとって大事な時期だと理解しています。でもそんな時だから２人で乗り越えたいです。』
お願いします、と２人揃って頭を下げる。すぐには返事が来なくて、康二が私の手を強く握り直した。
滝「メンバーはなんて？」
向「受け入れてくれました。」
滝「Aはこの前のコラボで新規ファンが増えたばかりじゃないの？」
『ファンの皆さんにも話します。隠しながらお付き合いしたくありませんから。ちゃんと話して、私たち２人だけじゃなく、皆で前に進みたいです。』
誰も置いてけぼりにしたくありません、と滝沢くんの目を見て話すと険しい顔をしていた彼の表情が和らいだ。
滝「なんだか娘を嫁に出す気分だな。」
２人とメンバーが決めたなら俺が言うことは何もないよ、と優しく言ってくれた。
滝「公表はどうする？」
向「２人で配信しようかと思ってます。文書でも出しますけど、直接言いたいです。」
それが良い。２人らしいよ、頑張りな、と応援してくれる滝沢くん。公表の日程を調整して退室すると二人して床にしゃがみ込んだ。
向「緊張したな。でも認めてもらえたで。」
『康二ありがとね。隣にいてくれるのが康二で良かった。』
当たり前やん！と強く抱きしめてくれる康二の背に手を回して私も強く抱きしめた。
メンバーにすぐ連絡をして認めてもらえたことを伝えると自分のことのように喜んでくれて康二がまた泣いてしまった。
向「夢やないんよな？ほんま幸せやわ。」
『良いメンバーに出会えてよかった。』
２人で家に帰ってご飯も食べずに寝室へ向かった。
向「ん〜！俺の彼女が可愛すぎる！どないしよ！」
『康二康二。』
跨る康二を手招きして顔を寄せる彼の耳元で
『もう康二のだから好きにして良いよ。』
と囁いて軽くキスをすると
向「そないなこと言うて知らんで？明日動けんでも。」
『そしたら康二が手伝ってくれるでしょ。』
何も問題ないね、と笑うと康二は目をぎらつかせながら私の体に手を這わせた。
いつもより深く深く愛されて迎えた朝は
向「あ、おはようさん。朝ごはん出来とるで〜。」
眩しすぎるほど輝いていて幸せに溢れていた。
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まり姉(プロフ) - 深澤辰哉の漢字が違いますよ (2023年2月23日 10時) (
レス) @page3 id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
りんごポップコーン(プロフ) - コメント失礼します！あべべ、キスハグしようとしたの…？いやまあそんな所も大好きですが((「コソコソ.」のめめへのサプライズが素敵！それをやってあげようと思いつくえくぼさん流石ですね…！これからも頑張ってくださーい！ (2023年2月12日 7時) (レス) id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Snow Man大好きです最高ですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年2月9日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えくぼ | 作成日時：2023年2月8日 0時
