過去 2. ページ16
心のどこがでずっと自分はSnowManに必要ない、て思っていたんだろう。ショートスリーパーで元々あまり睡眠を取らなかったのに、とうとう一睡もできなくなった。
阿「A最近隈がすごいけど大丈夫なの？」
心配そうに顔を覗き込んでくる阿部ちゃん。あざといな〜、て笑いながらサラッと流してタブレットで曲作りを進める。何かをしてないと落ち着かなくて、仕事か作業をずっとしていた。
宮「ご飯食べてる？痩せたでしょ。またご飯抜いてるんじゃないの？」
ほら、これ食べな、と涼太くんがおにがりを手渡してくれるから、お礼を言ってありがたく頂く。食べれないことはない。涼太くんの使ってくれるご飯はいつだって最高に美味しいのに、食欲はあまりなかった。
佐「A〜今日泊まりに行っていい？佐久間さんと一緒にちゃんと休もう？」
『あ〜、部屋汚いからまた今度ね。』
Aの部屋が汚いことなんて無いじゃん、と食い下がる大ちゃんを何とか説得してお泊まりコースは流れた。一睡も出来ないなんてバレたら大変だ。
目「Aちゃん、大丈夫ですか？」
ラ「無理してないですか？」
向「なんでそんなに苦しそうなん？」
加入組の３人が連れ立って心配してくれている。なんて頼りないんだろう。３人に心配かけるんじゃなくて、３人に安心して活動してもらいたいのに、なんで上手くいかないんだろう。
渡「お前いい加減にしろ。」
それまで傍観していた翔太くんが痺れを切らしてこちらへ向かって来た。
渡「大丈夫って言うんなら心配かけんじゃねぇよ。大丈夫のかおしてねぇだろ。」
胸ぐらを掴まれて睨まれる。
渡「いい加減何隠してるのか話せ。何抱え込んでんだよ。」
そんな顔させて、嫌な役させて、ごめんなさい。
『えっと、何もないんだって。みんな心配し過ぎなだけだよ。』
どうせ誹謗中傷してくるスタッフも飽きてくる。それまで耐えてたら良いんだから。みんなが事実を知って仕事がやりにくくなる方が辛い。大丈夫、まだ頑張れるよ。
渡「はっ、そうかよ。好きにしろ。」
手を離して楽屋を出て行った翔太くん。ラウと康二が泣きそうな顔してる。
『ごめんね、騒がせた。』
自分の席に戻ろうとした時だった。
足に力が入らなくて、机に崩れ落ちる様に倒れ込む。机に置いてあった資料やタブレット、コップと共に床に体を打ち付けて盛大な音が鳴った。
ガターン！パリンッ！
耳障りな音を最後に意識を手放した。
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まり姉(プロフ) - 深澤辰哉の漢字が違いますよ (2023年2月23日 10時) (
レス) @page3 id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
りんごポップコーン(プロフ) - コメント失礼します！あべべ、キスハグしようとしたの…？いやまあそんな所も大好きですが((「コソコソ.」のめめへのサプライズが素敵！それをやってあげようと思いつくえくぼさん流石ですね…！これからも頑張ってくださーい！ (2023年2月12日 7時) (レス) id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Snow Man大好きです最高ですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年2月9日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えくぼ | 作成日時：2023年2月8日 0時
