7話 ページ7
Aは抵抗するが男に敵うわけもなく、Aの抵抗は全部無駄に終わる｡
いっその事男の足を蹴ってやろうとする｡
『おっと、全く足癖の悪い子だなぁ、よっと』
後ろ蹴りが当たらずそのまま後ろに倒れ込む
「えっ…」
気がつけばAは体育座りの状態で男の長い足に閉じ込められていた｡
『こうすれば何もできないでしょ〜？』
「なっ…何ですか…！離してください！」
『まぁそう冷たい事言わないでよ〜俺と楽しい事しようよ〜こいつ殺し終わって暇してたし〜？』
男はAの耳にフゥーッ…と息を吹き掛ける。
「…ひゃっ！…や…やめて…」
『ん〜？なんか落としたよ〜』
そう言い男が拾ったのはAがさっきコンビニで買った絆創膏だった｡
『なにこれ〜？さっき殺した奴に渡そうとしたとか〜？だとしたら面白すぎない？絆創膏じゃ、あの傷間に合わないでしょ』
男はケラケラと笑う｡
「いや…離して、それあげるから…」
Aの頭は恐怖しかなく、そのせいか訳の分からないことを泣きながら呟く｡
『アッハハ！何それ、俺怪我してないよ〜まぁ良いや貰っとこーかな』
(解放される…？)
『ん〜？君よく見たら指怪我してんねぇ、だからこれ持ってたのね』
『じゃ、コレくれたお返ししなきゃね』
そう言い男はAの手を掴み、Aの人差し指を口に咥え、ちゅう…と吸う｡さらには舌で舐める｡
その瞬間Aは言いようのない、震えが出てくる｡
「…ひっ…あ…やめ…」
『良い声だねえ…、俺好みだなぁ…』
そう言い男はAの腰に手を回し、するりと服の下に手をやろうとした、
その瞬間だった｡
ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ
携帯が鳴った、Aのではなく、男の携帯だった｡
『チッ…』
男はAを解放し、スマホを手に取り
『あ〜高城さ〜ん、大丈夫ですよ〜さっき終わったので』
男は高城と言う相手と電話している。すると男は電話が終わったのか、こちらを振り向き、手を振る
『じゃ、またね〜君も早く帰った方が良いよ、そろそろコレをお片づけする人たちが来るから』
解放されたAは複雑な感情だった、
何とか立ち上がり、ふらふらと家に足を進める。
頭の中で、あの男はヤクザか半グレなのでは？と整理する｡
もしあの男が殺人の犯罪者だったら、目撃者である自分も殺すはずだ、でも殺さなかった｡
むしろ消毒などと言って指を舐められ、挙句の果てには抱きしめられて、もう意味がわからなかった｡
だが最後のあの電話
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志貴(プロフ) - 悠さん» 悠様、コメントありがとうございます！いつも見て頂きありがとうございます！ (2022年12月14日 18時) (
レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - そして、43話のセリフについてですが、特にこれといった元ネタは無いです笑どう言わせようか悩んでた所、ふと思いついたのがこのセリフでした笑 (2022年12月14日 18時) (レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - コノさん» コノ様、いつも見て頂き、ありがとうございます(*´艸`*)♡コノ様のコメント、励みになります( *´꒳`*) (2022年12月14日 18時) (レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
コノ - そして43話のん？と聞き返してくるのとお預け？と言うセリフ、とっても好きです！個人的にん？て聞き返してくる人好きなので是非推しに言ってほしい！これらのセリフなんですが何か元になったお話だったり参考にされたお話とかあったりしますか？！ (2022年12月14日 15時) (レス) id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
コノ - いつも見てます〜！！これほんっと好き！秋元の飄々としていながら本命である夢主に対して実は真剣な所がめちゃくちゃ解釈一致だしその表現がめちゃめちゃお上手で素敵です！何度も言うけどこれ！これを求めていたんです！！ (2022年12月14日 15時) (レス) @page44 id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志貴 | 作成日時：2022年11月17日 2時
