5話 ページ5
その後仮眠から起きて、仕事に戻る。時計を見ると
(もうすぐ終わる)
心の中でガッツポーズをする｡
そして時間になり、裏で唯と着替えていると、
『いや〜にしてもイケメンだったなぁ〜あの二人！
また来てくれないかな〜♡』
「じゃ、私帰るねお疲れ様」
『もうっ！ちょっとは私の話も聞いてよ！おつかれ！』
店を出てイヤホンをつけ、
音楽を聴きながら帰り道を歩いていると、
ふと指に違和感を感じた
「痛っ…」
右手の指を見ると出血していた｡
「いつの間に…私ってば眠すぎて気付かなかったのかな…」
カバンから絆創膏を出そうと探すが、
(あ…この前唯にあげたんだった…はあ…どっか寄って買うか…)
正直地味に痛い。帰り道に店がないので、帰り道から反対側のコンビニで絆創膏を買う｡早速袋を開けて怪我した人差し指にペタリと貼る。
「ふう…ちょっとはマシかな…早く治ると良いけど…
これじゃゲームやりにくいよ…」
色々している内にいつの間にか10時半になっていた。
(えっ嘘…！もうこんなに時間経ったの…今日もゲームする約束あるのに〜…)
ここから帰るのに20分は掛かる、なるべく走っていくが、
普段仕事や買い物以外では家から出ない人間ではすぐに息が上がる｡
(はあ…家に着く頃には絶対11時くらいになってる…)
そう思いつつトボトボ歩いていると、
『ぐぁ…‼︎』
人の悲鳴のような、苦しんでいるような声がAが通ろうとしていた道の横の明かりもなにもない裏路地から聞こえてきた｡
「えっ……な…なに…今の……」
幽霊などホラー系が苦手なAは正直言ってめちゃくちゃ怖かった｡
とはいえ人の悲鳴らしき声が聞こえたのだ｡
もしかしたら事件の可能性もある。携帯を取り出し、
「け…警察……いやでも勘違いかも…」
そう悩むA、すると、目線が下になっているAはとんでもないものを見てしまう｡
血塗れの男の人が這いずってこちらに助けを求めてくる｡
『たっ………たすけて……くれ…早く……！……警察に…」
こちらに手を伸ばし助けを求める男の人、
だが、Aは暗い夜道に一人な上
ほぼ夜11時にこんな血塗れの人間が這いずってきては誰でも怖いだろう。
「ひっ……！？いっ……いや……」
Aは恐怖のあまり崩れ落ちたが、その人は明らかに怪我をしている。
恐怖の感情と共にもう一つの感情もあった
(怖い…けど…た…助けないと…！)
そう思いつつ男に声をかけようとした次の瞬間
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志貴(プロフ) - 悠さん» 悠様、コメントありがとうございます！いつも見て頂きありがとうございます！ (2022年12月14日 18時) (
レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - そして、43話のセリフについてですが、特にこれといった元ネタは無いです笑どう言わせようか悩んでた所、ふと思いついたのがこのセリフでした笑 (2022年12月14日 18時) (レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - コノさん» コノ様、いつも見て頂き、ありがとうございます(*´艸`*)♡コノ様のコメント、励みになります( *´꒳`*) (2022年12月14日 18時) (レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
コノ - そして43話のん？と聞き返してくるのとお預け？と言うセリフ、とっても好きです！個人的にん？て聞き返してくる人好きなので是非推しに言ってほしい！これらのセリフなんですが何か元になったお話だったり参考にされたお話とかあったりしますか？！ (2022年12月14日 15時) (レス) id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
コノ - いつも見てます〜！！これほんっと好き！秋元の飄々としていながら本命である夢主に対して実は真剣な所がめちゃくちゃ解釈一致だしその表現がめちゃめちゃお上手で素敵です！何度も言うけどこれ！これを求めていたんです！！ (2022年12月14日 15時) (レス) @page44 id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志貴 | 作成日時：2022年11月17日 2時
