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27話 ページ27

『お客さん多いのは、ちょっとやだけど〜あのイケメンがいるなら頑張れるかも〜』

『あ、確かにイケメンの2人組来てたかも!
黒髪の人と派手な髪色した人だよね?確かにイケメンがいたら頑張れるかもね〜』

『そうそう!その2人です!ちなみに先輩はどっち派ですか?』

先輩と唯はすっかり盛り上がっているが、

Aは逆に全然頑張れそうになかった。

そして、仕事場に戻り、広い店内を見渡す。客が多いが、
すぐに分かった。

黒髪の男と秋元は5番テーブルのようだ。
こちらにはまだ気づいていない。

だが、うちの店は広いので、ワンチャン気づかれないのでは…と希望を持ったがすぐに打ち砕かれることになる。



『Aさん、これ5番テーブルお願い!』

何故こうもAは運がないのだろうか、
いっその事変わりに唯に行って貰おうと思ったのだが、レジ対応をしていたので、それは叶わない。

覚悟を決めて行くしかない。

いや、もしかすると秋元は自分のケータイをいじっているので、気づかれないかもしれない。


5番テーブルに着き、





「お待たせ致しました。」

なるべく秋元の方を見ないように、

『あ、俺っす』

Aから見て左に座っている黒髪の男に料理を渡す。





……右側に座っている男からの視線を感じながら、



「……お熱いのでお気をつけください、……失礼します……」


一切秋元の方に目を向けずそのまま立ち去る。

(……うぅ……なんか緊張した…私声とか裏返ってなかったよね…?)



正直言ってもう近づきたくない。


(集中しろ私!今だけはあの人の事は忘れるんだ…!)


落ち着いて深呼吸をした。

すると……

男3人組のその中の1人に声をかけられる。

『すいませ〜ん』

呼び出しベルはあるのだが、たまたまAが近くを通りかかったので、呼んだのだろう。

「あ、はい。ご注文ですか?」

『あ〜いや、なんて言うか、ずっと気になってたんですけど…』

「?はい…」











『…お姉さんめっちゃ可愛いっすね!』


「!?え……、あ、え〜っと、あ、ありがとうございます…」


『あの…俺、お姉さんめっちゃタイプなんですけど、もし良かったらお名前とか連絡先とか教えてくれませんか…?』


「、え、えっ……と…ご、ごめんなさい、そういうのはちょっと…」



『あ、そ、そうですよね…あの!ならせめて、これもらってくれませんか…?』



そう言って渡されたのは1枚の小さな紙

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志貴(プロフ) - 悠さん» 悠様、コメントありがとうございます!いつも見て頂きありがとうございます! (2022年12月14日 18時) (レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - そして、43話のセリフについてですが、特にこれといった元ネタは無いです笑どう言わせようか悩んでた所、ふと思いついたのがこのセリフでした笑 (2022年12月14日 18時) (レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - コノさん» コノ様、いつも見て頂き、ありがとうございます(*´艸`*)♡コノ様のコメント、励みになります( *´꒳`*) (2022年12月14日 18時) (レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
コノ - そして43話のん?と聞き返してくるのとお預け?と言うセリフ、とっても好きです!個人的にん?て聞き返してくる人好きなので是非推しに言ってほしい!これらのセリフなんですが何か元になったお話だったり参考にされたお話とかあったりしますか?! (2022年12月14日 15時) (レス) id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
コノ - いつも見てます〜!!これほんっと好き!秋元の飄々としていながら本命である夢主に対して実は真剣な所がめちゃくちゃ解釈一致だしその表現がめちゃめちゃお上手で素敵です!何度も言うけどこれ!これを求めていたんです!! (2022年12月14日 15時) (レス) @page44 id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:志貴 | 作成日時:2022年11月17日 2時

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