21話 ページ21
その後部屋に戻ったA｡
ここまで走ったせいか、脇腹辺りが痛い｡
あの場所から部屋まではそこまでの距離はないのだが、インドア人間にはキツかったようで息切れが起きる｡
「…ッはぁ…は〜…疲れた………」
Aは玄関に座り込む｡
「ッ…もう！……何なの…！あの人…信じらんない…」
叩いた手がジンジンする。
あの時のデートでちょっとでも優しい人だと思った自分を殴りたいくらいだった。
あまりに度が過ぎている。
結局、秋元という男は人をからかって反応を楽しんでいるクソ野郎だった｡
どうせ好きと言っていたのも本当は嘘だろうとAは思った。
リビングに行き、窓をそーっと開けると、そこに秋元の姿はもう無かった｡
「もう会う事ないよね…？」
その後Aは風呂を済ませ、ベットに入り込む｡
ベットに入ると一気に今日の疲れが体から出てくる感覚がした。
珍しく唯からゲームのお誘いがきたが、ゲームをする気分では無かったので、断った。
ベットに寝転び、Aは考え込む、
「結局あの人は何がしたかったんだろ…結局ホテルで言ってた時みたいに、暇潰しだったって事…？」
(いや…もうやめよ…考えるの、もう終わったんだし…会うこともないはず……だよね？)
それを最後にAは目を閉じた｡
休みの日にしては早く起きた｡
「6時って…せっかくの休みなのにこんな早く起きちゃってどうすんの…」
とは言え、二度寝するほど眠たく無かったので、とりあえず、洗顔、歯磨きを済ませ、朝食を作る｡
(まぁ、たまには悪くないか朝からゆっくりするのも)
昨日の事などなかったかのように、朝を過ごすA｡
「さて…ご飯も済んだし、朝ゲームでもするか」
「あ、こないだ唯からおすすめされたホラーゲームでもやろ」
Aはホラー映画、心霊番組など苦手なのだが、
何故かホラーゲームは平気な謎体質である。
「配信しよ」
Aはたまに唯ともう一人の友人とゲーム配信する時がある。まぁほとんど誰も見てないが｡
強いて見るならSNSのフォロワーぐらいだ。
とりあえずゲームを開始する｡
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志貴(プロフ) - 悠さん» 悠様、コメントありがとうございます！いつも見て頂きありがとうございます！ (2022年12月14日 18時) (
レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - そして、43話のセリフについてですが、特にこれといった元ネタは無いです笑どう言わせようか悩んでた所、ふと思いついたのがこのセリフでした笑 (2022年12月14日 18時) (レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
志貴(プロフ) - コノさん» コノ様、いつも見て頂き、ありがとうございます(*´艸`*)♡コノ様のコメント、励みになります( *´꒳`*) (2022年12月14日 18時) (レス) id: 7260f26da8 (このIDを非表示/違反報告)
コノ - そして43話のん？と聞き返してくるのとお預け？と言うセリフ、とっても好きです！個人的にん？て聞き返してくる人好きなので是非推しに言ってほしい！これらのセリフなんですが何か元になったお話だったり参考にされたお話とかあったりしますか？！ (2022年12月14日 15時) (レス) id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
コノ - いつも見てます〜！！これほんっと好き！秋元の飄々としていながら本命である夢主に対して実は真剣な所がめちゃくちゃ解釈一致だしその表現がめちゃめちゃお上手で素敵です！何度も言うけどこれ！これを求めていたんです！！ (2022年12月14日 15時) (レス) @page44 id: d4a3ef37b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志貴 | 作成日時：2022年11月17日 2時
