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ぐーっと体を伸ばし時計を見る
時刻は深夜2時
5時までに終われば良い方か
空になったコップをもってキッチンまで行くと
「じゅん?」
寝巻き姿の潤
この前と全く同じ状況
机の上には湿布の袋
「我慢しないでって言ってるのに…」
『痛くて目覚めた』と苦笑する姿が思い返される
ブランケットをかけても目が覚める気配はない
そのまましばらく腰をさする
良くなりますようにと願いを込めて。
…明日潤は休みなはず
「風邪引いたら俺のせいにしてね」
そう小さく呟いてブランケットの上から寝室の毛布をかけ抱きしめる
「さと…」
外は薄明るい
もう朝か
リビングで朝まで寝てしまっけれど身体はポカポカと温かい
そばで眠る智の手は潤の腰に
「ごめんねさと、また…」
目が覚めた智に少し怒られたけれど
しばらくは一緒に寝てくれることに。
寝る時は必ず向かい合い、智の手は潤の腰に優しく当てられていた
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ハチ - はなぶさ様のお話大好きです。次の更新を楽しみに毎日作品を読み返しております! (2020年9月9日 11時) (レス) id: 9c64d16ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はなぶさ | 作成日時:2020年1月24日 0時