備忘録 (ページ28)

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AM 乗り物酔い　10-1 一話のみページ28

珍しくリアル設定

リハーサル中

「え、大丈夫？」

トロッコに乗っている最中
隣の松潤がしゃがみ込んだ

「大丈夫、大丈夫…」

「本当に？酔っちゃった…？」

「ん…ちょっと」

目を瞑って耐えてるけどこの間も動き続けるトロッコ

スタッフにトロッコを止めてもらう様に伝える

反対側を進んでいたトロッコの3人もマイクを通して心配してくれる

「大丈夫ー？どうした？」

「酔っちゃったみたい！一旦リハ止めよう？」

「松潤腰下ろそ。座った方が楽だよ」

「ん…」

しばらくそうして深呼吸を繰り返してたけど

ずるずると床に倒れ込んだ

「きもちわるい…」

「んー…一旦トロッコ降りる？」

「いま、うごいたら、だめ…」

「そうだよね…」

いつの間にか3人もこっちのトロッコに移ってきてニノは袋を持っていた

「一回戻した方が楽だと思って」

「ありがと。…松潤、？」

「だめ、だよ」

「気にしないよ。だいじょーぶ。」

翔ちゃんとリーダーは気を利かせてかトロッコを降りてくれた

「トロッコ降りるわ、これ使って」

「ありがと！」

翔ちゃんは降りる前に松潤の肩にパーカーを掛けて行った

リハーサルだからスタッフしかいないし、じろじろ見られたりとか気にする必要はないけど一応。

トロッコの上は目立つし…

口元に袋を持っていくとやっぱり我慢してたのかすぐに戻した

「ごめ…」

「大丈夫。大丈夫だよ。」

「出し切ってから降りましょ？」

落ち着いた松潤を背負ってトロッコを降りた

降りた後、楽屋でもう1回戻したけど

本番前には顔色も戻っていつもの松潤がトロッコの上にいた