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7-3 ページ18

「潤なんか食えそうか」

「うん、軽い物なら」

「そか、ちょっと待っててな。」



ふわふわの髪を一撫でしベッドを出る


「、おれも」

「だーめ、しんどくなるぞ」

「や、だ」

「…ソファでじっとしてられる?」

「ん」



まさか倒れたりはしないだろうけれど手を繋いで寝室を出る



約束通りソファに寝かせブランケットをかけてやる





もう潤の城と化しているキッチンで作るのは卵がゆ



他の料理はてんでダメだけれど卵がゆだけはもうメニューを見ずとも作れるようになった



理由はただ一つ、潤が体があまり強くないから。



櫻井、今回も完璧。上出来です。

頭の中で自画自賛して2人分の卵がゆを持っていく




「おまちどうさんです」

「たまごがゆ」




目も真っ赤で水分含んでるし、舌足らずだし、ふわふわしてるし




「食えるだけにしろよ?お前だいぶ無理してるだろ」

「んーん、してないよぉ」

「嘘つけ、顔に書いてあるよ」


強がっていても体は正直で半分も食べられなかった


「ごちそうさま?」

「ん。ごちそーさま」





温かいリビングでブランケットに包まれた潤を後ろ抱きにする



相当しんどかったのか潤は腕の中でぐったり




軽く汗をかいた前髪をかきあげる





はやくよくなりますように。

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ハチ - はなぶさ様のお話大好きです。次の更新を楽しみに毎日作品を読み返しております! (2020年9月9日 11時) (レス) id: 9c64d16ec2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はなぶさ | 作成日時:2020年1月24日 0時

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