summer-11 ページ12
「せっかくカフェにいるんだし。コーヒーもらおうか。
すいませーん。ここ下げてもらっていいですか？
それから、ホットコーヒー２つ。アイス一つ。ガムシロとミルク付けてください。」
テキパキとSHOさんが注文をする。
”お待ちくださーい”なんて声がして、すぐにテーブルを片付けてくれた。
ほどなく新しいコーヒーが運ばれてきたんだけどさ。
店員さんがチラチラ、チラチラ。
やたらと俺らを見てる。
何、なんか変？
一旦下がった店員さんは、またすぐに戻ってきて
頼んでもいないサンドイッチを一皿持ってきてくれた。
「え？これ頼んでませんよ？」
そういうと、小さな声でサービスですと言った。
「ありがとう。頂きます。」
SHOさんがにっこりとほほ笑んでお礼をいうと、店員さんは頬を真っ赤に染めて下がっていった。
サービスなんて一度ももらった事ないけどなーと不思議に思ったけど、2人が笑いあっているのをみて府に落ちた。
改めてみると、後光が差し込みそうなほどのイケメンぶり！
何度か使った事のあるカフェだけど、こんなおもてなしをしてくれるんなんてねぇ。
いやはや。イケメン力ってすごいんだねぇ・・・
「あ〜のど乾いた。お先に失礼。サンドイッチもありがたくいただいちゃおう。」
イケメン・ビジネスマンは、ガムシロ・ミルクを入れてぐるぐるかき回すと、やや甘めのコーヒーに口をつける。
「うめぇ〜〜」
くくくっとジュンくんは笑って
「しょーさんは相変わらずですね。仕切りが早い、早い。」
「え？もしかしてコーヒーダメだった？早く言ってよ〜」
言ってる間にサンドイッチを一切れたべ、コーヒーを飲み干し、鞄をつかんで立ち上がった。
「じゃあ、いくね。」
え？どこにと返そうとして、大事な事を思い出した。
そうだ。これを言わないと！
「あ、あのSHOさん！俺、あの・・・カズが・・・聞いたんです、あのっ・・・」
勢い込むあまりに巧く言葉を継げない俺。
「落ち着いて。相 葉くん。君の言いたいことはわかってるから。」
そして俺をじぃっとみて、
「決めた。君もスカウトする。後でゆっくり話をさせてね。」
肩をぽんぽんっと叩いて立ち上がった。
ス、スカウト？ってなんの？
「ちょっと待って、しょーさん！俺も出ます。」
ジュンくんが鞄をつかんだ。
遅れないようにと俺も慌てて立ち上がる。
「Junは…そうだな、今から１０分経ってから来てよ。」
「え？なんで・・・」
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ねこにゃん(プロフ) - orangeさん» ご挨拶いただきありがとうございますm(_ _)mなんだかんだでずるずる長くなってしまってます。どうぞ最後までお付き合いくださいね♪ (2019年9月5日 0時) (
レス) id: 4b03694919 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 後れ馳せながら独立シリーズ？化おめでとうございます(*^^*)なんだかんだ大切にされる愛されカズちゃんのお仕事や能力や過去とか気になってしまいますねo(*ﾟ∀ﾟ*)o (2019年9月4日 22時) (レス) id: ec0a1d16c2 (このIDを非表示/違反報告)
ねこにゃん(プロフ) - orangeさん» こちらこそ、読んでいただいてありがとうございます！面白いと言ってもらえて嬉しくてたまりません。まだまだ暑さは続くようですので、orange さんもどうぞご自愛くださいね。コメントありがとうございましたm(_ _)m (2019年8月14日 0時) (レス) id: 4b03694919 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - こんにちは暑い中更新ありがとうございます！(^^)summerとても面白くて引き込まれてしまいます(*^^*) (2019年8月13日 21時) (レス) id: ec0a1d16c2 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ちずるさん» 毎日暑いですね〜。ちずるさんも暑さには気をつけてくださいね。若い二人。書いていてとても楽しかったです。コメントありがとうございました♪ (2019年8月2日 8時) (レス) id: d02d1a736e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちえさん＆ねこにゃん | 作成日時：2019年7月9日 15時
