水柱を追いかけて 【冨岡義勇】【鬼滅の刃】

独り ページ1

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｢ｯ.........｣









私は捨てられた、




大好きだった母と父に









捨てられた









昔から体の弱かった父は私が3歳の頃に病気で倒れ、働けなくなった








そう、働けなくなったのだ



つまり、金がないのだ









私が捨てられた原因のひとつもこれ、





私を育てる金がない。





それに、私は









鬼の子だから








いや、本当に鬼の子って訳じゃなくて




そう呼ばれていたから









私の毛は真っ白だった



それに加えてこの感情によって色が変化する瞳





私の体は特殊だった




そんな私の姿を見た人間は、皆口を揃えて



｢鬼の子だ｣



と罵った








だから、母と父は私を捨てた









あんなに、優しかった母と父が




私を捨てたんだ









私は

独りになった

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