着痩せ着太り ページ28
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「あ、2人やったら寂しいし海ちゃんも誘う?」
「あり。電話しよ」
バイト代で初めて契約した携帯で海ちゃんに電話をかける。
2コール目で聞こえた可愛らしい声に顔が綻んだ。
「もしもし海ちゃん?Aやけどさ、」
話し始めた瞬間に隣にいたあーに携帯を奪われた。
「海ちゃん!?!あいらやけど!!!海行こ!!!!!!」
驚きのテンションの高さに海ちゃんが大笑いする声が聞こえた。
そのまま話し込んだふたりが気になってあーの顔を覗き込むと満面の笑みでOKサイン。
海ちゃんと話す間もなく切られて携帯だけ渡される。
「もー!私も海ちゃんと話したかった!」
「ごめんごめん笑」
今から合流して一緒に水着買いに行くって〜って言うあーは嬉しそうに私を駅に連行する。
この前二人で遊んでた時にたまたま会った海ちゃん。
あーも初めは警戒してたけど、私の親友でもあり、優しい物腰と言葉使いに安心したのか2人は一気に打ち解けた。
お互いに初めてあった時より伸びた髪の毛を触り合って遊んでいると、改札から海ちゃんが出てくる。
二人で駆け寄って海ちゃんを両側からガードしながら駅ビルに入った。
「Aってさ、」
「着痩せするタイプやな」
「え?それって今ディスられてる?」
「ちゃうやん、バストの話。もっと無いと思ってた。」
「え、ありがとう」
それぞれ選んで試着した水着。
あーは黒のヒラヒラが着いたビキニ。
海ちゃんは青のワンピースタイプ。
私は赤のビキニに下にデニムのショートパンツ。
私の後ろに回ったあーはふにふにと胸に手を回しながら触り続ける。
面白そうにそれを写メった海ちゃんは笑いながら私達に転送した。
あーはそのまま片方の手を胸からウエストに滑らせる。
その触り方があまりにもやらしくてビクッと体を震わせると、後ろのあーがニヤリと笑ったのが分かった。
「姉ちゃんなかなか感度ええやんけ笑」
「、やっ、やめてくださいっ笑」
「しかもウエストは着太りするタイプちゃう?だいぶ細いやん。」
「ほんま?!あーに言われるん嬉しいわあ笑」
「でも海ちゃんもだいぶ着痩せするタイプやで、胸。」
「たしかに」
「よっしゃA、行くで」
「おうよ」
「え、2人ともちょっと待ってや、ひゃっ、」
クスクスと笑って人事のように静観していた海ちゃんの体のラインをなぞって遊ぶ。
やっとの事で逃げ出した海ちゃんは試着室に入った。
みんな選んだ水着を買って店を出る。
三日後は海水浴だ。
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じょび(プロフ) - tadamomopiさん» ももくらさんありがと!!!!!!! (2019年3月30日 13時) (レス) id: 7786978901 (このIDを非表示/違反報告)
tadamomopi(プロフ) - やっぱりやっぱり大好き( ; ; )( ; ; ) (2019年3月28日 23時) (レス) id: fd599d71d8 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - オクラさん» オクラさん!コメントありがとうございます!(○´ー`○)頑張ります! (2018年8月19日 11時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
オクラ - とても面白いです(><)更新頑張ってください!!! (2018年8月19日 11時) (レス) id: 7ba911c0c9 (このIDを非表示/違反報告)
じょび(プロフ) - ∞くらら∞さん» ∞くらら∞さん!コメントありがとうございます!頑張ります!!! (2018年8月2日 1時) (レス) id: cab6392b32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じょび | 作成日時:2018年7月9日 15時