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〈ん、わかるで。Aも無下に扱えんのやな〉
「はい…」
〈A本人は、好意を向けられてることは気付いてんの？〉
「うーん、なんせAさんなので…なんとも…」
〈…そうやった。あいつは初心者やったな…。わかったなんとか方法考える〉
「！よろしくお願いします！」
、
、
、
今日の撮影は、あと2つのシーンで終わる。
チラッと2人の様子を見てると、やけに近い距離。
思わず舌打ちをしそうになるのを…
？「武田さん」
「あ、はい！」
呼ばれ、振り返る。
そこにいたのは、瀬戸さんだった。
瀬「あの、俺ずっと気になることあるんですけどいいですか？」
「え？はい」
瀬「Aってもしかして最近彼氏できました？」
「え！？」
瀬「何となくですけど、雰囲気変わったし…でも、相手って、工くんじゃないですよね？」
「それは…」
瀬「言えないですよねー。でも、俺的に工くんじゃないと思ってます」
図星を突かれて、何を言っていいかまごついてると、スタッフに瀬戸さんが呼ばれる。
瀬「あ、すいません、行ってきます」
「は、はい」
ドキドキしたー…！
はぁ…と、一息。
またチラッと2人を見る。
台詞合わせ？本当に距離が近い。
ハラハラしながら様子を伺ってると、スタジオの入り口付近がざわついた。
錦「こんばんわー、お疲れ様です。Aがお世話なってます、これ差し入れです」
近くのスタッフに声をかけて差し入れを渡してる錦戸さん。
そのあと、僕の元へ。
「お疲れ様です！わざわざすいません！」
錦「いや、むしろ教えてくれてありがとう。で、Aは？」
「あそこに…」
錦「へぇ…」
2人を見る錦戸さんの目が光る。
音を立てずに、スッと2人の方へ向かった錦戸さん。
僕は静かに見守った。
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でんきゅう(プロフ) - りょんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです(^ ^)今ちょこちょこ書いてます！もうしばらくお待ち下さい！頑張ります(*^^*) (2020年3月14日 0時) (
レス) id: dae04a24ed (このIDを非表示/違反報告)
りょん - このお話楽しくて何回も読み返しちゃってます！！更新していただけるのを待ってます！！ (2020年3月5日 16時) (レス) id: a0566aa22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でんきゅう | 作成日時：2019年10月21日 5時
