天竜人は自由に生きたい〜死んだら天竜人ってどゆことですか？〜

始まり ページ1

私の人生はお世辞にも綺麗な人生とは呼べなかった






5歳の頃私は親に貧困街で捨てられた






10歳の頃森さん、後にポートマフィア首領になる彼に拾われ、私はポートマフィアへ入った
そして太宰治、坂口安吾、織田作之助など様々なかけがえのない家族(仲間)に出会い、暖かい感情を知った




14歳の時、織田作は死んだ。
それと共に織田作の残した遺言を叶えるため、太宰と一緒にポートマフィアを抜けた

そして武装探偵社へ入った









そして18になった頃には、たくさんの出会いがあった
社長、乱歩さん、与謝野先生、賢治くん、潤一郎、ナオミ、鏡花、敦、国木田さん。その他にも様々な人に出会った。
いろんな感情を知った。









そんな時、、安心してたのかな…





太「っ、、リナ！…頼む。死なないでくれ…！私を置いてかないでくれ…！」






…あぁ、、泣いている。


ずっと一緒にいた人が。そばにいてくれた人が。離れないでくれた人が。…大切な、大切な人が泣いている。


…泣かないで。

そうか細い声で呟き微笑みながら彼の頬撫でた





指先からだんだん体温が抜けていく感じがした



目もかすみ、もうほとんど見えない。




それでも




私を囲んでいる彼らがいることだけは分かった




私にいろんな感情を教えてくれた彼ら。
死んでいた私の心を照れしてくれた彼ら。
大好きな、かけがえのない人たち。






私は感謝の気持ちを込めて、精一杯の力で…









『…ありがとう…大好きだよ』









その瞬間、プツンと私の意識は無くなった









、





って、悲しい別れしたはずなんだけどなぁ…









『おぎゃぁぁぁ！？(なんで赤ん坊なのぉぉ！？)』









否、まずここどこやねん

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