44 ページ45
貴方side
江口さんの看病をした日から2日が経った
あの後大丈夫だったかな…
仕事があるから家を出てしまったけどずっと心配していた
後で連絡してみよう。
梅原「おはよ」
貴方「梅ちゃん！」
梅ちゃんとも会うの久しぶりだな
ドタキャンした事ちゃんと謝らないと
貴方「おはよう！この前は本当にごめんね…せっかく誘ってくれたのに」
梅原「いやいいよ。なんかあった？仕事？」
貴方「あ、うん！そうなんだ！」
あれ…
私なんで嘘なんか…
梅原「そっか、また今度誘う」
貴方「う、うん！」
.
佐倉「Aちゃん〜！はいこれバレンタインの時のお返し！」
貴方「え、え、貰えないよ！私があげたのただのチロルチョコだもん！」
あやねるが私に差し出したのは綺麗な箱に入ったチョコレートだった
私があげたチロルチョコとは程遠い
佐倉「いーの！私があげたくて用意したんだから」
貴方「なんかごめんね…ありがとう！」
今度ちゃんとしたもの渡そう！
次にこの流れに乗っかるように花ちゃんも私に何かを差し出してきた
貴方「え！？なに！？私花ちゃんにはチロルチョコすらあげてないよ！？」
花江「俺の奥さんから」
尚更なんで！？！？！？
も、もしかして奥様わたしのファンですか？？？
花江「ホワイトデーの日俺の代わりに江口さんの所行ってくれたでしょ？だからお礼にって」
梅原「え？」
会話に参加していなかった梅ちゃんがその言葉に顔を上げた
花江「江口さんちゃんと家にいた？」
貴方「は、花ちゃんっ」
何も知らない花ちゃんを止めようと近寄ると梅ちゃんがガタッと大きな音を立てて立ち上がった
梅ちゃんの方に視線を向けると酷く怒って…
いや、とても悲しい顔をしていた
梅原「…仕事じゃなかったんだ」
貴方「う、め…ちゃん」
梅原「来んな」
貴方「っ…」
梅ちゃんに駆け寄ろうとすると元々低い声を更に低くさせ私を睨みつけながら言うと楽屋から出ていった
花江「っごめん…！俺口滑らせた？」
花ちゃんは何も悪くない。
全部私が悪いんだ。最初から本当の事を言っていれば…
私は急いで梅ちゃんを追いかけた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 824人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はっとり(プロフ) - かつかれ〜さん» 大変申し訳ないです(>_<;)よろしくお願いします！ (2021年5月29日 23時) (
レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
かつかれ〜(プロフ) - はっとりさん» お返事ありがとうございます。そうですか…見れないのは残念ですが、新しい作品楽しみにしてます。これからも頑張ってください！ (2021年5月29日 21時) (レス) id: 8e5062d0bb (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - かつかれ〜さん» かつかれ〜様、コメントありがとうございます！そんな事を言って貰えるなんて光栄です(；；)パスワード作品についてですが、現在公開しておりません…申し訳ございません。 (2021年5月29日 10時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
かつかれ〜(プロフ) - はっとり様、とても素敵な作品をありがとうございます！この作品で、新たな扉を開いたと言っても過言ではない作品です。そこで、初期の方の梅原さんの作品など見たいのですが、現在パスワード公開はしてますでしょうか？お返事いただければ幸いです。 (2021年5月29日 9時) (レス) id: 8e5062d0bb (このIDを非表示/違反報告)
ヘイホー(プロフ) - はっとりさん» ありがとうございます（ ; ; ） (2021年1月1日 13時) (レス) id: 756c64ebdb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はっとり
| 作成日時：2020年12月22日 11時
