私の復讐

復讐 ページ43

〜Aside〜









あっ、ちなみにだけど主催者の方が悠莉に挨拶をしてほしいって言ってたのは、私がついた嘘よ。



って、さっきからうなっている私の前にいる一応社長のおっさん。



天然ぶるか。



『何か困りごとでも？』



HI「いやっ、悠莉が挨拶は少し無理があるんだよな〜ってこんなこと華ちゃんに言っても無意味だよね。」



はい。その通りです。



私に言ってきたところで私の気持ちは変わらないからね。






『ここは悠莉さんを信じましょう！』



悠莉「HIROさぁん、私にぃなんかぁようですかぁ？？」



出た。ぶりっ子で服装がヤバくて英語が全くできない全体的にブスな女。



あっ、一言で悠莉を説明しろって言われたらそーやって言おう。






HI「実はな、この後のLDHアーティストの代表者の挨拶を君に任せたいんだが……」



顔が暗いHIROに対して、



悠莉「やりたぁい！！だってぇこのぉ挨拶をぉうまくぅやればぁ悠莉、もっとぉ人気にぃなっちゃぁう〜！！」



顔の気持ち悪さが倍増してる悠莉。



HI「ここでの挨拶は全部英語だからな。毎日レッスンしてる悠莉なら大丈夫だろ？話す内容はTAKAHIROが考えたやつでいいな？」



悠莉「…………」



『有名になりたくないの？』


耳元で悪魔のように囁く。



悠莉「やりますぅ……」



よし！あと悠莉は恥をかくだけだわ。

私を楽しませてね。

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