私に構うな、バカ！

38話 ページ41

貴方side



｢起きてください、太宰幹部
中原幹部、幹部総長｣





『んぅ...ふあぁー...』




現在14:00




結構時間掛かるのか...



それにしてもよく寝たな...




中也｢おはようA｣




『おはようございます、中也さん』




中也さんも起き





お兄ちゃんを見るとまだ寝ている





｢だ、太宰幹部...！｣




......



黒服さんご苦労さまです



『大丈夫ですよ黒服さん

私が起こすので』





｢は、はい｣





私はお兄ちゃんの所により




『お兄ちゃん起きて


起きないと蟹缶、お酒、味の素全部捨てちゃうよ？

それにお兄ちゃんが泣かした女の人に...』





太宰｢それは大変だね｣




起きた...





女の人強し！



そして存在を忘れていた


いつから起きてるか知らない人達が





渚｢太宰幹部が泣かした女の人って？｣




『あー...まぁ...お兄ちゃんは見た目がいいから女の人を釣って

女遊びをして


捨てての繰り返しで...女の人を泣かしてるから』



業｢うわぁ...｣



茅野｢最低...！｣




太宰｢えっちょっ！？A！？｣



中也｢自業自得だ｣




泣き真似をするお兄ちゃんを横目で見ながら飛行機をおりる




業｢パリか...なんか...実感無いな｣




渚｢まだ飛行場だしね｣



茅野｢今更だけど親は？
私は親いないから大丈夫なんだけど｣


業｢俺も｣


『あぁ...親は...私の異能の鏡の中にいるよ

日本の家に置きっぱなし』




渚｢そうなんだ｣



中也｢鏡が割られない限り大丈夫だからな｣





太宰｢Aの異能は生み出された鏡やAに触れてもダメ

Aの部屋のどこかに隠してある三面鏡を割るか私が触れない限り異能は解けない｣




『そゆこと

厄介でしょ？』





太宰｢あぁ...厄介だよ｣




｢は、早く行きましょう？｣




中也｢そうだな｣




黒服さんは旧双黒と双黒の鏡姫がいるから震え上がっている





当たり前か黒社会史上最悪のコンビと



黒社会史上最悪の人物なのだから




まぁその黒社会史上最悪のコンビ...双黒は




あれだけど...





太宰｢中也のちーび
蛞蝓！馬鹿！｣




中也｢んだと！？女の敵！青鯖！｣





餓鬼みたいな言い争いをしている




これがあるから接しにくいって言うのもあるんだろう




お疲れ様です

39話→←37話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す