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2話 ページ4

貴方side


坂を登り終わり見えるのは年季の進んだ木造の校舎



ガラガラと重い扉を開ける




もう、誰も私に挨拶はしない




するとしたら1人だけ




「おはよー太宰さん♪」



この赤髪さん



お願いだから私に構わないで




勿論私は無視




まぁこんな風に生活しているから誰も私の事は構わない



それだけじゃない



そこにいる女の子


加賀澄 空さん


要はミーハーに嘘をつかれた




あの事...廊下で聞いてたんだよ



〜回想〜


空「ねぇ、あのねこの前太宰さんが1人で喋ってたんだけどさ

そん時にみんなの悪口言ってたの」




中村「え、マジ?」



片岡「あーでもなんか分かるわ
だって前から私達の事避けてた感じだし」



倉橋「でもいいや、だって太宰さん体細すぎるし
全身包帯だしなんか気持ち悪いもん」




中村「ねー、もー態々関わろうとするのやめよ‪w」




って言う話し、聞いてないとでも?



まぁそっちの方が好都合




人なんか...嫌いだし



なのになんで赤髪さんは...



本当にやめて欲しい




お昼



お弁当を一応机にだし



それを眺める




食べれないよね...



皆の前で吐きたくはないし




唯一食べられるゼリーを出して



それを食べる




まぁそれでも吐き気はするけど...





すると赤髪くんが



業「いつも思うんだけどさ
お弁当出して眺めてるだけで

ゼリーしか食べないじゃん
食べなよ」





私は首を振る




業「そっか、なんかあるの?」




また首を振る




それで会話は終わる...




良かった...って喋ってないけど





お願いだから...構わないでよ




体育はいつも見学



授業の答える場面も先生は私を当てないから常に無言





だからみんな私の事を嫌い




バカにする




べつにいいよ、信用してないんだから




帰り



坂を降りると




いつもなら人目のつかない所まで行って中也さんの車に乗る




なのになんで今日は




お兄ちゃんがいるの?




お兄ちゃんは僕を視界に捉えると笑顔で寄ってくる




太宰「やぁ、待ったのだよA?」




私は目を丸くしてお兄ちゃんを見る




少し後ろには赤髪さんがいて最悪だ




太宰「なんでいるのって顔だね‪w」



そりゃァそうだよ




太宰「中也はいつもはこの時間開けているのに
急な仕事後入ってね

国木田君に送ってて貰ったのだよ」




え、待って




『国木田さんに迷惑かけないでって言ったのに』


私は学校では発した事の無い声を出した

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ゆき - うん! (2019年6月29日 19時) (レス) id: ef36330b51 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - ゆきさん» おー、良かったなー (2019年6月29日 19時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - スマホ!もらったよ!! (2019年6月29日 19時) (レス) id: ef36330b51 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - ゆきさん» んー (2019年6月29日 17時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - イアデビ!久しぶり! (2019年6月29日 16時) (レス) id: ef36330b51 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イアデビル | 作成日時:2019年5月9日 19時

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