ぬ い ぐ る み ページ4
〜
目の前にあるこれ 。
これは子犬のぬいぐるみの こーじ 。
小さい頃からずっと大切にしてきた 。いつか動かないかなー なんて妄想をしながら。
「 こーじ 、かわいいね 」
なんてノリでキスをした 。
すると 、視界がオレンジ色の煙で見えなくなって 、ようやく前が見えたと思うとそこには知らない男の人 。
その人は ぽかん としていたが 、俺を見るなり目を輝かせて勢いよく抱きついてきた 。
「 さくまくんっ ！！ 」
「 え 、だ、誰 」
「 こーじ！ 」
「 は ！？ 」
と思ったが 、よく見ると茶色の髪で、つぶらな瞳はぬいぐるみの こーじ とよく似ているような気がした 。
俺はとりあえず現実を受け止めてみることにした。
「 さくまくんがちゅーしてくれたおかげで
、魔法が解けて、おれ人間に戻れたんやで！ 」
「 そんなことって 、あるの …？ 」
「 あるで ！ 」
「 あるのかぁ 〜 」
話を聞くと、こーじはどうやら魔法でぬいぐるみにされていたらしい 。それにしてもキスで目覚めるとか 、おとぎ話みたい。
「 これからは人間として 、よろしくなぁ！ 」
「 人間でも、ぬいぐるみでも、こーじはこーじだから 、ずーっと大切にするよ ！ 」
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ひらめ - さくこじ好きなので嬉しいです！更新無理なく頑張ってください！ (2020年5月12日 16時) (
レス) id: 579ffd5296 (このIDを非表示/違反報告)
にんじ 。(プロフ) - サナさん» ありがとうございます！作品を書くうえで、とても励みになります！自粛のなか、少しでも暇つぶしになるような小説にできるよう、頑張ります！ (2020年5月9日 1時) (レス) id: cdb05853d5 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - とっても面白いです。続きを楽しみにしています。コロナが大変ですがお体に気をつけてくださ応援してます。い。 (2020年5月8日 23時) (レス) id: 76b83d32ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にんじ 。 | 作成日時：2020年5月6日 19時
