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救いはとしみつと同じクラスじゃなかったこと。
一瞬学校をサボろうとか考えたけど
まあ私には出来なかった。
｢おはよー。｣
？｢あれ、久々じゃん｣
何故か私の席には1年の頃同じクラスだったしばゆーが座ってた。
｢え、しばゆーなんでここ居るの？｣
私は無意識に怖い顔をしてたのか言葉も冷たく捉えられて
し｢花たんそんな怖い顔しないでよお(泣)｣
し｢俺ら仲良しだったじゃん。クラス離れて俺が話しかけないから嫌いになっちゃった？｣
｢違うよ！？全然嫌いじゃないむしろ好きだよ｣
しばゆーには言えるのになあ。
｢好きだから聞くけど何で居るの？w｣
し｢てつやにこれ返しに来たー｣
しばゆーが手に持ってたのはジョジョの奇妙な冒険
｢あ…それとしみつも好きって言ってた｣
し｢てつとしがめちゃくちゃ勧めてきたから俺も好きになっちゃったんだよねーw｣
その後もしばゆーはニコニコととしみつの話をしてた。
クラスでもやっぱり人気らしくて昨日も告られてただとか…
何も言ってくれなかったやん！ってキレそうだけどやっぱり私は彼女でも何でもなくてただの幼なじみだもんね。と分かってても落ち込む。
て｢おはよーう！｣
し｢あ、てつやこれ。｣
しばゆーは本を返して時間だからと教室に戻る
て｢花ー？さっきとしみつに会ったんだけどめちゃくちゃ不機嫌だった。何か知らん？｣
私の顔を覗き込むてっちゃん。
｢し、知らんけど｣
そっか。なんて言って席に着く
どうしてとしみつが不機嫌になるの？
としみつが分からない。
て｢何があったとか聞かんけど早く仲直りしなさい｣
てっちゃんはお母さんみたいに言って教室からいなくなった
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作者名：叶芽 | 作成日時：2019年6月15日 16時
