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今日はメンバー全員で雑誌の撮影。

家を出て、タクシーをつかまえるために表通りに出るんだけど、その為には一本細めの路地を通らなきゃいけない。
いつも通り歩いていると

？「どーも、日吉くん。」

後ろから声をかけられた。

反射的に振り向くと

「んっ………」

急に手で口を塞がれ、呼吸が出来なくなる。

？「さ、撮影の時間だよ。」

遠のく意識の中で最後に聞こえた言葉がこれだった。

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作者名：朱希 | 作成日時：2020年5月23日 22時

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