【文スト×暗殺教室】転校生はマフィアの潜入捜査官でした。

理事長って恐くない? ページ4

「貴女が、転校生の風間Aさんですね?」

『は、はいっ！』


端正な顔立ちの理事長、浅野學峯が、私の眼前で微笑む。


ヤバい、此の人顔怖すぎ。マフィアの新しい首領って云って此の人が現れても普通に信じる。


「君の転入先は、3年D組・・・と、言うことで合っているね?」


『は、はいぃぃぃっ！』


横にいる広津さんが、「声が大きい」と私に囁く。


ヤバい広津さんの渋ボイス萌える、私爺専じゃないけど。


っていうか私は声の大きさに配慮する余裕が先ずない。


何か此の人、「逆らう者は皆排除する」みたいな殺気出してるし。此の人本当に教師?


とか思ってると、理事長が穏やかに微笑んだ。


「風間さん、貴女は、E組の様にならないことを期待しています」


私は、椚ヶ丘に入る前に、一寸勉強して来たのだ。ほら、優秀だから。


『えーと、“エンドのE組”のこと・・・ですよね』


エンドのE組。3年E組の通称で、其処に属する生徒は、糞ボロい校舎で、凡百教師や生徒から差別を受けるらしい。


当然其処に属する生徒は皆訳ありだ。成績が悪かったり、校則を破ってたり。



「君は編入試験も合格点ギリギリだったと聞いてます。大事な時期だから、E組に落ちない様に気を付けるんだよ」


・・・何か此の人フラグ建設してない?



『はぁ、気を付けます・・・』


如何なる、私の偽装学校生活。

ツーブロックは寺坂以外大体やなやつ→←彼こう見えて未だ５0歳です

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