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昨日の君より可愛く cn×ym ページ4

Chinen side







「ちねーん」







君がふわふわと柔らかく僕の名前を口にする



んー?と返せば、頭を撫でて、可愛いねって







「知ってる」



「ふふ、知念らしいな」







僕に笑いかける涼介は

ドロドロに溶けてしまうのではないか

と思うほど、甘い



いや、甘いと言うか甘ったるい



まるで、綿菓子みたいな人だ







「おーい。やまだー」



「大ちゃん、なにー?」







ふわふわと軽くて、口いっぱい頬張っても、

一瞬にして溶けてしまう



今もほら、

僕の傍から消えちゃうんじゃないかって思うんだ







「……涼介、」



「どうしたの?」



「ううん、何でもない、、」







だから、あざとく君の裾を引っ張る



そうすれば、

また優しく笑って、何も言わず僕の隣にいてくれる







「何やってんだよ早く、……って、また知念か」



「大貴、またって何?」







静かにバチバチと散る火花



君は全く気づいてないみたいで、

ニコニコと笑うだけ




終いには

二人はほんとに仲がいいね。デキてるの?って







「……ばか。涼介なんて嫌い」



「えっ、?……ちねん、?」







無神経な君に、怒った態度をとると

ごめんね、ごめんね、って眉を下げながら謝る



全くもう…、君はどこまで僕に甘いんだ……







「知念ちっちゃいな。身長だけじゃなく器も」



「うっさいよ大貴…」







分かってる。自分でも分かってるから



甘えん坊の僕が、

特に君に対してはワガママになること



いつまで経っても君から離れられないこと




だけど、それは君も一緒でしょ







「……はぁ、…涼介、もう怒ってないよ、」



「ほ、ほんとに、?」







泣きそうだった顔が、一気にパァっと明るくなる



手間のかかる子ほど可愛いってこの事かな?







「でも罰として、今日一日、僕の隣にいてね?」







あざとく君の腕に絡みながら言えば、

その気だったよって爽やかに笑い、

見事なイケメン返し



でも、どこか可愛らしいと思うのは

僕だけだろうか、?







「ほんと、知念は可愛いね」



「当たり前でしょ」







僕は君より可愛くいなきゃいけない



そうしなければ、

皆、君の魅力に気づいてしまうから







「僕からしたら涼介の方がずっと……、」



「何か言った?」



「んーん。……何も」







君の可愛さは僕だけが知っていればいいの

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結希菜 - ありやま見たいです!兄大貴 弟涼介で兄が弟を犯 す見たいです! (2018年6月17日 12時) (レス) id: 8e6dec9753 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽん吉 | 作成日時:2017年8月19日 8時

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