好きだから仕方ない

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Arioka side






山田のと混ざり合う、あの香り…




そのせいで



せっかく付けた俺の匂いも消えかけてる







「山田、誰かと会った？」







「え、さっき知念となら会ったけど、」







やっぱり、原因はあいつ




人のものに匂いをつけるあいつもあいつだけど



俺と会うのに他の男の香りを纏わせる山田も山田…






＿＿＿少し、お仕置きが必要なんじゃない？









「っ、ぃや、、あっ、ん、、はぁっ、」







「いやじゃないでしょ？



自分から腰振ってるんだから、笑」







俺と山田の香りに、



汗とあの独特の匂いが混ざり合って



あいつを消し去ってくれる







「らい、ちゃ、、」







俺で満たされた山田はトロトロに蕩けた顔で



愛おしそうに俺の名前を呼ぶんだ







「山田は俺のこと好き？」







「ぅん、、すきぃ、、ひゃぁっ、」







知念、いい加減諦めろよ




お前が何度挑戦しようが、



山田はお前のものにはならない




こいつに自分の匂いを付けていいのは俺だけ






end

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