三条派の花魁 (ページ14)

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ｼﾞｭｳﾆページ14

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「_____________て言う訳なんだよね～、」

「そんな…みかずき、やちる………ほかのさんじょうはたちまで……？」

「異常だという事は気づいておったが、まさか此処までとはな…………」

「か、兼さんや兄弟達がそんな目に…！？」

「この本丸で、そんな事が……」

事情を話すと、３振共、それぞれ同じ刀派の兄弟達の心配を口に出した。

今にも暴れだしそうな程に殺気だっている。

審神者を追い出すのはあと２時間後程だという事を伝えると、

自分達も証拠を手に入れる為に手伝うと伝えてきた。

「そうだね～、それじゃあ……

いわとーしは三条派と五条の鶴丸国永が居る所で～、数珠丸は兄弟の所、

堀川ｸﾝは兄弟達と新撰組の所に～、いまつるｸﾝは僕と一緒に夜蝶ｻﾝを探す、

それじゃあ作戦開始だよ？失敗しないようにねｯ！！」

「わかりました、あるじさま！」

「ガハハハハｯ！了解したぞ主！」

「頑張りますね、主さん！」

「最善を尽くしましょう……」

「うん～、頑張ってね、僕も本気を出すからさぁ！」

そう言って、僕達はそれぞれの目的の場所へ向かった。

この行動が吉と出るのか凶と出るのか…それは神にも分からないことだ。

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