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14話 ページ15

マグナ「何が起こってやがる…!?」

ニック「ううう…おじいちゃんの祈りが…通じたんだ…!!」

マグナ「…!ジーサン!オイしっかりしろ…ジーサン」


もう…死んでる


マグナ「テメェの仕業かァア」

ヒース「よくも時間を狂わせてくれたな、三秒後に全員処刑」


グアッ


マグナ(やべぇ…魔力が足りねー…)


ダンッ ヒュガッ


アスタ「許さん…!!」

貴女「アスタ…」

アスタ「何でこんなヒデー事する…!!何なんだお前らァア!?」

マグナ(敵国のスパイでも村を荒らす蛮族って訳でも無さそーだ…コイツら一体…)

敵「魔法騎士団の者が来るとは聞いてませんね…」

敵「申請外の任務か何かでしょうか…?それにどうやって我々の霧の結界を破ってこの村に入って来た…?」

ヒース「『黒の暴牛』…魔法騎士団の中で浮いている粗野な異端の連中か…

五分だ、何も知らなかった役立たずな村人もろともとっとと始末し、目的の代物を探すぞ…!」


目的の代物…?何かがこの村に…?


アスタ「無視すんじゃねぇー!!」

敵「“霧魔法・幻霧の渦”」ブワァ

アスタ「!」

敵「そう簡単にヒース様に近付けると思うな愚か者め、霧に惑え」

アスタ「誰が惑うかァァー!!」ズバァッ

敵「!」

ヒース(さっきの私の氷魔法の斬り様といい…やはりコイツか

どんな魔法かは分からんが…コイツの剣は魔法を無効化する…!!懐に入られると不味いな…)

貴女「どうしてここの村人達を皆殺しにしようとしたの!」

ヒース「…この村は下民が住む『恵外界』だ、恵外界にいる者の殆どは生活で多少役に立つ程度の魔法しか使えない劣等種…まるでモノを扱えない獣だ

私の時間を奪う可能性のある役立たずな獣を先に片付けようとしただけの事だ…

お前ら騎士団に入れる程の魔力を持ってるんだろう?任務だから助けようとしているだけ、お前らにもコイツらが取るに足りん獣に見えないか…?」

アスタ「その人達は、俺が守るべき存在だー!!」


そうだよね、下民だの平民だの貴族だの関係ない!


ヒース「そうか…そんなにその薄汚い獣共が大事か…!」

アスタ「そんな氷跳ね返してや…!」

ヒース「“氷霧複合魔法・無限氷礫檻”」


この氷の数!


ヒース「ではこの状況でも獣の群れを守れるか…?じわじわという言葉はあまり好きではないが…これが一番効率が良さそうだ…!」

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鬼神姫(プロフ) - ありがとうございます!頑張っていきます! (2019年7月17日 17時) (レス) id: daaa0f075f (このIDを非表示/違反報告)
お餅猫 - とても面白いです!これからも更新頑張ってください! (2019年7月17日 17時) (レス) id: 26b36344d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鬼神姫 | 作成日時:2019年7月10日 15時

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