25話 ページ30
フリーデンside
ふぅ、戻ってこれたぁ〜……アルファ相変わらず引き付けてるなぁ…しかも、さっきの希?さんもいなくなってるから大丈夫だと思いたい。
リリー《監視カメラ見たところもうフリーデンの近くにはいないから今ならいける!ほんとに!》
フリーデン《了解!!》
さーてと、ショーケースから光り輝く宝石を取るために念の為黒手袋を着けてから、スポッと取り出す。
ほんとにリリー優秀すぎてヤバい。
まぁ無事盗れたのでアルファの持っている小型の懐中時計を小さめに鳴らす。
アルファ「っ!!(盗れた?)」
と口パクで言ってたので
フリーデン「(盗れた!)」
と返す。まぁでもちょっとだけ不安なのでもう少しだけ、アルファの近くへと寄ってまた口パクで言おうとしたその瞬間だった。
突然警察が私の目の前に現れた!……と思いきやそのまま覆いかぶさってきた。
そして………
アルファside
そんなこんなでそろそろこのトムとジェリーごっこに終止符を打とうと考えたときに、僕のポケットの中に入っている懐中時計の音が鳴った。
懐中時計の音が微かに鳴ったいう事は、フリーデンが宝石を盗ったという合図。
念の為に口パクで伝えてみる
アルファ「っ!!(盗れた?)」
伝われっ……!と祈っていると
フリーデン「(盗れた!)」
と返ってくる。よし、伝わったようだ。そこで安心してしまったのか走りが遅くなって赤いニット帽をつけている警察…紗桜さんだっけか?に腕を掴まれる。
sya「志真!捕まえたで!」
kn「ナイスや紗桜!!!!」
ありゃぁ、捕まっちゃったなぁ……って諦めるかよ。
アルファ「ごめーん紗桜さーん」
と紗桜さんを僕の前に蹴り飛ばす。そして、僕は見てしまった。フリーデンが僕の近くにいたことを。不味い!と思った矢先、紗桜さんがフリーデンに覆いかぶさって………
……………キスした。
アルファ「…………エェェェェェッッッッ!!!!!!」
kn「うるせぇッッッ!!」
アルファ「ごめん。今のは僕が五月蝿かった……じゃなくて!ちょっと、ちょっと?!紗桜さん?!な、な、何やってんの?!」
とパニクってそのまま伝える。
フリーデン「え、あ、あの……」
あぁっ、フリーデン顔真っ赤!そうだろうねぇ!!
フリーデン「な、な、な……」
sya「…………あ、」
フリーデン「なにやってるんですかーッッッ!!」
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フリーデン(プロフ) - 豆さん» ありがとうございます!このようなコメントもらうと気持ち的にテンションあがるので嬉しいです! (2021年8月16日 9時) (レス) id: ee72ff3041 (このIDを非表示/違反報告)
豆(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています! ゆっくりで大丈夫なので更新待ってます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: 93794ffb29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フリーデン | 作者ホームページ:
作成日時:2021年7月25日 18時